【岸田首相長男岸田翔太郎物語】首相公邸での問題写真の本当の問題

【岸田首相長男岸田翔太郎物語】首相公邸での問題写真の本当の問題

週刊文春の記事「岸田一族『首相公邸』大ハシャギ写真」で首相秘書官岸田翔太郎氏が2023年6月1日付で辞職。

毎日新聞の報道では、本人から退職金やボーナスを受け取らない意向。

松野博一官房長官は30日の記者会見で、6月1日付で首相秘書官を辞職する岸田文雄首相の長男翔太郎氏が、退職金やボーナスを受け取らない意向であることを明らかにした。松野氏は「本人から退職手当や期末、勤勉手当(ボーナス)が支給されるのであれば、全て返納したいとの申し出がなされている」と説明した。
毎日新聞のネット記事から

本当の問題は『誰が写真を週刊文春に流した』のかです。

2022年4月にニュージーランドのアンダーソン首相(当時)や5月にフィンランドのマリン首相を迎えて晩餐会が開かれた場所で「会見ごっこ」をしたと思われています。
そこに信用できない人物もいた可能性がある。

つまり、信用できない(リークした)人間が「総理公邸」に招かれた可能性が高いことが本当の問題です。

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週刊文春記事を再検討する

週刊文春の写真を見てください。


週刊文春の写真のタイトルは「将来の総理をアピール?」です。

岸田翔太郎氏含めて12名です。写真を撮った人物を入れると13名
モザイクが入れてあるので正確にはわかりませんが、全員20代~30代のようです。

親戚の人間だけで年齢が20代~30代が10名以上いるでしょうか?
文春の記事で、2名は岸田首相の甥と姪です。
あと10名程度は誰だか不明です。
若い年齢の親戚だけでなく、知人も集まって「忘年会」を行った可能性があります。

つまり知人の中に「信用できない人物がいて週刊誌にリークした」可能性が高い。
例えば、盗聴器など仕掛けてもおかしくないような「信用できない人物」を「首相公邸」に招き入れた岸田翔太郎氏の「脇の甘さ」があります。
もちろん親戚の誰かが友達に転送した写真が、週刊文春に提供された可能性もあります。

週刊文春が載せた写真が7枚
忘年会に参加した(翔太郎氏含む)13名で、撮影した写真を共有した。
親戚だけで、20代30代は13名もいないので、知人も呼ばれていた?
その知人が週刊文春に写真を持ち込んだ?

知人が怪しい根拠

週刊文春に下記の記事があります。

翔太郎氏の知人が語る。
「この日は、岸田家の親戚あわせて10人以上が首相公邸に集まり、忘年会が開かれたそうです」
「現在、岸田首相は公邸で、翔太郎氏と二人で暮らしている」
「ご一行にとっては、『親戚の家に遊びに来た』というノリだったのでしょう」
週刊文春23年6月1日号(5月25日発売号)の記事から

この記事を素直に読めば、「翔太郎氏の知人」は「忘年会」に参加していません。
この知人が話した内容で
「総理公邸では岸田首相と翔太郎氏が二人で暮らしている」
「親戚の家に遊びに来たというノリだったのでしょう」
テレビの解説者が説明するように「簡潔明瞭」に「ポイントを衝いて」語っています。

当日に首相公邸に招かれていたのか不明ですが、この自称「翔太郎氏の知人」が写真の提供者の可能性が高いと思われます。

23年2月16日号で、週刊文春の記事「岸田翔太郎秘書は女子大生と早朝4時ラブホテルに消えた」
簡単に記事内容を説明すると、ラブホテルに入るところを写真に撮られたわけではありません。

岸田翔太郎氏の知人(記事では、飲み友達)の1人だけの証言です。
もちろん相手の女子大生の証言もありません。

この証言をした「飲み友達」が今回の記事に出てくる「翔太郎氏の知人」と同一人物である可能性が高いと、ブログ管理人は思っています。
週刊文春と繋がりがある、自称「翔太郎氏の知人」です。

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首相公邸での問題写真のまとめ

インパクトのあった「寝そべり」写真

寝そべり&アイス左手男性は岸田翔太郎氏ではなく従弟のA氏です。
演説台に立って「総理会見ごっこ」(文春記事の表現)していた女性がA氏お姉さんとのこと。
写真が流出するなど思ってもみなかったと思います。

岸田翔太郎氏は「大ハシャギ」している写真は掲載されていません。

女性自身のネット記事を見ると笑福亭鶴瓶さんが『笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ』(ニッポン放送)5月28日放送回で、怒っていたようです。

「総理もちょっと考えなイカンですよね、自分の息子のこと。あんなもんヒドイですよ、アレ」
「自民党もそうですし、野党ももっと怒らないとアレ。『こんな躾してんのか』と」
「もう辞めるべきですよ、そんなの。辞めさすべきやし」

さらに
「親戚も『やめとこ』って言うのん、誰かおるやろ」と発言
女性自身のネット記事から 23年5月30日配信

想像ですが、笑福亭鶴瓶さんは、階段に寝転んでアイスを持っている男性が岸田翔太郎氏と思っている。
実は親戚が「階段に寝転んだり」「総理会見ごっこ」や「大臣気取り」写真を撮っているのですが、そのことを知らない。

だから「親戚も『やめとこ』って言うのん、誰かおるやろ」との笑福亭鶴瓶さんさんの発言。

翔太郎氏本人ではなく、親戚の方が『どんな躾してんのか』と思うような「悪ノリ行動」をしていたのが実態です。

笑福亭鶴瓶さんが言うとしたら、
総理秘書官である翔太郎氏が「親戚」の従弟(従姉)に対して「やめとこ」と言わないとダメでしょう。

笑福亭鶴瓶さんの発言からわかることは
テレビ報道を見ていると、誰でも笑福亭鶴瓶さんのような感想を持つようになる。

今回のテレビ報道を見ていると、
誰でも内容が「客観的にわかるように報道」をしていません。

嘘は報道していません。が、翔太郎氏が大ハシャギしたような構成になっています。

他の人のコメントも見てみましょう
金子恵美氏の発言
「公邸や議員宿舎のような居住スペースで家族・親族と飲食したことはあってもいいのかなと思います」
「その時の様子がこんなに簡単に拡散されてしまう危機管理の低さは指摘されると思います」

橋下徹氏の発言
元大阪知事で大阪市長だった弁護士の橋下徹さんは「僕は許せる派です」
「(公邸は)私的スペースの場所でもある」

橋下徹さん自身も子供と市長室で記念撮影をしたことがあるそうです。
「首相公邸というとすごい特別な場所に感じますが、国会も僕らからしたら特別な場所にもかかわらず国会議員は自分の支援者を国会に呼んできていろんな場所で写真撮っていますよ」

古市憲寿氏の発言
「僕はいいかなって思っています。官邸と公邸は違って、官邸はいわゆる公的な場所で、公邸は一応建前として首相と家族が私的な空間ということになっているじゃないですか」
「公邸は、一応プライベートな場所の延長であると思います」

古市さん自身も「正直僕も公邸の階段で写真を撮ったことはありますけど、慎み深いので写真はアップしなかったです」と発言

金子恵美氏、橋下徹氏、古市憲寿氏の3名は、テレビ報道と違い冷静なコメントをされています。

岸田首相の甥のA氏やお姉さん、そして翔太郎氏は写真が外部に流出するとは思っていなかったはず。
それでも岸田翔太郎氏のふざけた写真はありません。
笑福亭鶴瓶さんが『こんな躾してんのか』と憤慨するような写真は、岸田翔太郎氏に関しては写っていません。

また岸田翔太郎氏と親戚一同が撮影した階段は、本来の組閣時の閣僚写真を写す「官邸の階段」と違います。
22年の内閣改造時に、本来撮影される「官邸の階段」が工事中だったために「首相公邸」の西階段を使用。
その時の映像がテレビでバンバンと流しています。

首相公邸も公的スペースがあるとはいえ、テレビ報道を見ると、神聖?な内閣の組閣時の閣僚写真場所(階段)で、記念写真を撮ったように思ってしまいます。

デイリースポーツのネット記事
政治アナリスト・伊藤惇夫氏が5月30日、TBS系の「ひるおび!」で、岸田文雄総理の長男・翔太郎秘書官について、学歴、職歴など文句がないだけに「欠けているのは良識と常識かなと」との思いを語った。

そうではなく
岸田翔太郎氏は「良識と常識」も持ち合わせているので、親戚(知人もいた?)だけ、しかも外部に流出しないと思っている写真でも「悪ふざけ写真」は1枚もなかったと判断していいと思います。

悪意ある人物はどこにでもいます。
今回のように密室の情報も流出してしまうことを念頭に行動しなければなりません。

忘年会に参加した人間が週刊文春に写真を提供したとしたら、翔太郎氏の危機意識が無かったと言わざるを得ません。
この忘年会の行動に関しては、首相秘書官である翔太郎氏が責任を負う立場でした。

真面目で一生懸命に働いていた岸田翔太郎氏にとっては、気の毒でした。

写真は週刊文春オンラインから
記事内容は週刊文春23年6月1日号を参考

今回の週刊文春の「岸田一族『首相公邸』大ハシャギ写真」の記事は、煽(あお)るような記事ではなく、客観的な記事構成になっています。

この客観的な文春記事を元に、テレビが報道すると、誤った情報をインプットさせている。
繰り返しますがテレビ報道に嘘はありません。
しかし、視聴者が誤解した情報を受け取っている。