Table of Contents
親孝行な赤楚衛二の愛読書と父親の職業
親孝行のために俳優を目指した赤楚衛二さん。
赤楚衛二さんが高校生の時に「家族に、なんか仲良くなって、幸せになってもらいたい」
「僕がテレビとか映画に出たら楽しむんじゃないか」と思い俳優を目指した。
親が望んだわけではなく、
単に「テレビや映画に出演したら楽しむじゃないか」
赤楚衛二さんが考えた親孝行が、俳優になることだった。
赤楚衛二さんのお父さんは「名古屋学院大学の学長」です。
衛二さんも名古屋学院大学に進学。
大学は中退して二十歳で上京して俳優を目指したが、ほとんど仕事がなかった。
最初の数年間は、アルバイト生活。
スーパーでは値引き品しか買わず苦しい生活を送った。
その時に読んでいたのが、ドイツの哲学者「ニーチェの本」だった。
赤楚衛二さんは、朝ドラ「舞いあがれ!」の貴司のような性格
NHK朝ドラ「舞いあがれ!」では主人公の岩倉舞(福原遥)の幼なじみ役。
話の後半になって、主人公と結婚する。
主人公の岩倉舞は、二枚目な彼氏(目黒蓮)がいて、自分の部屋で、隣の窓越しに梅津貴司(赤楚衛二)と彼氏は会話をしています。
梅津貴司のことを勝手に「やきもち」を焼いた彼氏(目黒蓮)は、舞の部屋から梅津貴司に向って言った。
「これから僕が(彼女のことを)支えていきます」
嫉妬していた彼氏ですから、
当然、部屋で「濃厚なキス」をしたはずです。
その後、岩倉舞(福原遥)と彼氏(目黒蓮)は別れる。
梅津貴司のことを好きな女性が現れると、取られたくない主人公は貴司に「好き」と言って結婚する。
貴司が、おとなしいことをイイことに、新婚生活は岩倉舞の母親と同居することを勝手に決めてしまう。
(物語では勝手に決めたシーンはありませんが、このような流れのはずです)
この主人公(岩倉舞)は思ったことは「やり抜く」タイプなので、おとなしい貴司は主人公に逆らうことなく物事を決められていきます。
赤楚衛二さん本人も「俺を見てくれ、売れたい」と出しゃばってくる役者とは、真逆な性格。
ある脚本・演出家曰く
「こんなプレゼン力の低い俳優は珍しい」
そこに魅力があるのが赤楚衛二さん。
赤楚衛二さんのファンの人は注意していないと、岩倉舞のような身勝手な女性の餌食(えじき)になってしまいます。
赤楚衛二さんの決意と岡本太郎の本
テレビ朝日の「仮面ライダービルド」の仮面ライダークローズの万丈龍我(ばんじょう・りゅうが)役に出演。
子供たちから「万丈(ばんじょう)」と呼ばれるようになった。
「さすがに子供たちもアルバイトをしている仮面ライダーは見たくないはず」と考え、アルバイトをしないで生きていこうと決意した。
たまたま新幹線に乗る前に購入した本が、岡本太郎さんの本「自分の中に毒を持て」
この岡本太郎さんの本で
「一役者として人生や命を削って、見て下さる方にエンターテイメントを提供しようと改めて活を入れてもらった」
アマゾンで評価の数が5,374個
カテゴリ:青春文庫でベストセラー1位
親孝行しようと勝手な思い込みで俳優になった赤楚衛二さん。
ニーチェの本を愛読書にし、岡本太郎さんの本で人生を削ってでも俳優業を極めることを決意した。
お父さんの職業は大学の学長。
厳しい面もあったお父さんに、俳優を目指したいと言うと返ってきた言葉。
「やりたいことを見つけたのはいいことだ」
温かく背中を押してもらえた。
「私を出演させてほしい」などの言葉を絶対に言わない草食系男子。
海千山千の芸能界でやっていけるのかどうか?
大丈夫です。
赤楚衛二さんが行く新たな道を照らすよう千億の星が見守っている
写真はreal sound
記事内容は週刊文春23年3月2日号を参考