【少年忍者サスケ】刺客の美人女忍者の名前は『麻衣』

【少年忍者サスケ】刺客の美人女忍者の名前は『麻衣』

忍(しの)びの女がいた。
容姿は白石麻衣似の「忍び」だった。

白石麻衣さんの写真
イメージ 写真はORICON NEWSから

サスケはコーワ忍者。
コードネームはリザレックコーワ。
伊賀忍者との争いに巻き込まれている。

サスケが坂を歩いている。
土地の者は「乃木坂」とよぶ。
昼でも薄暗い坂だ。

坂を上り始めて、46歩目だった。
しゃがみ込んだ女が目にとまった。

サスケが声をかけた。
「大丈夫ですか」

声と同時に、女の身体が伸び、短剣がサスケを襲った。
サスケは手首を斬られた。
傷は浅かった。

サスケは飛びのいた。
女はサスケが刀を抜く間も与えず肉薄してきた。

乃木坂の死闘

「手ごわい」
女の攻撃を間一髪でかわした。
今度はサスケが刀で斬り返した。

女は的確に攻撃をしてくる。
鍛えられた動きだった。

死闘。
サスケが踏み込み、女の肩を狙った。
少し手ごたえがあった。

女は気合の声をあげ
大きく後ろに飛んだ。

死闘で疲れていたのであろう。
女は、木の根につまずき回転しながら転んだ。

女の低いうめき声がした。
女は動かなかった。

サスケは用心深く近づいた。
女の短剣が太腿(ふともも)の付け根に突き刺さっていた。

少年忍者サスケの行動

女はふるえた手で短剣を引き抜こうとしていた。
「待て、オイラが抜いてやる」

自分の命を狙った忍びを助けようとしている。
サスケらしい行動だった。

女は海老(えび)のように身体を曲げ苦しんでいる。
サスケは、女の着物の前を大きく開いた。
そして太腿(ふともも)の付け根に刺さった女の短剣を引き抜いた。

自分の恥部を見られた女は抗(あらが)った。
「動くな、手当してやる」

サスケは女の付け根を強く押さえた。
「とにかく、止血しなければ」

女は激痛と恥ずかしさもあって横を向いている。

サスケは自分の首に巻いてあるものを、紐代わりにきつく縛った。
血は止まったが、このままでは壊死(えし)してしまうおそれがある。

白石麻衣さんの写真 ORICON NEWSから
イメージ 写真はORICON NEWSから

サスケは「狼煙(のろし)」をあげた。

ここに集まれ
伊賀忍者の狼煙の合図だ。

コーワ忍者が伊賀忍者の狼煙の合図を知っていることを教えるような行為をした。
サスケらしい。

サスケが女に向かって言った。
「仲間が助けにくるまで待っていな」

言葉と同時に、サスケは女の視界から消えていた。

ナレーター

サスケはコーア忍者
ミノキシジル5%の忍者
コードネームはリザレックコーワ

女忍者の名は「麻衣」
伊賀忍者だ。
コードネームはリアップリジェンヌ
ミノキシジル1%の忍者

藤沢周平さんの本「用心棒日月抄」の内容を再現しました。
女忍者との死闘の場面は、P471

読者のコメント(アマゾンから)
大好きなシリーズものの最初の1冊目。
最初の本では最後にちょっとしか出てこなかった、江戸嗅足組の佐知。この女性が後程、最大のキーパーソンに!
登場人物が非常に魅力的に書かれており、藤沢ワールドにはまった作品となりました。

読者のコメント2
用心棒日月抄は、まさに藤沢文学の結晶である。主人公の動作の描写、まわりにいる人々の人情、そして赤穂浪士とのからみあい・・・・すべてが完璧である。一度読み始めたら止まらなくなること間違いなしだ。物語を通して、藤沢周平の人間的な暖かみが伝わってきて、心にしみ通る。だからこそ、殺伐とした江戸の生活を書いているのにもかかわらずこの物語は優しく、読後感もさわやかなのだ。文句なしに星5つである。

 

忍者の実力
高評価が強く、同じ評価ならば値段が安い方が強いというルール。本の記事内容を基準とします。

 

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