【立憲民主党 泉健太】泉健太代表が仲間から嫌われる理由

【立憲民主党 泉健太】泉健太代表が仲間から嫌われる理由

立憲民主党の泉健太代表が仲間の議員たちから嫌われる理由を考えてみました。

泉健太(いずみ けんた)さん
立憲民主党の代表です。
1974年(昭和49年)7月29日生まれ
ちなみに岸田文雄首相の誕生日も7月29日です。
泉健太さんは、岸田首相長男の忘年会&記念撮影写真について、ほとんど非難していません。
同じ立憲民主党の議員さんの批判コメントと一線を画していました。

歌手の美川憲一さんのコメントが、ほとんどの人の気持ちだったはずです。


サンケイスポーツのネット記事から

美川憲一さんは「とても大切な場所で自分の家じゃないですから」と言っています。
忘年会を実施したこと
記念撮影を撮ったこと
この2点について批判しています。

自分の家じゃない大切な場所での行為に批判しました。

今回の舞台は首相公邸での出来事です。
そこに岸田首相と長男翔太郎氏が住んでいます。
首相官邸ではありません。

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岸田翔太郎氏の忘年会と記念撮影会

小泉首相の首相秘書官であった飯島勲氏が雑誌PRESIDENT(2023.7.14号)で下記の内容を書いています。

「公邸で私的な宴会は別に珍しいことではない」

「歴代首相も忘年会を開催していた」

「首相に気に入られた報道関係者がそうした宴会に参加したことを自慢げに話していたのを聞いたことがある」

飯島勲氏は、こんな面白いことも書いています。
「当時、私が案内したのは、地元の市議とその関係者の人たち、ほぼ全員が『あの階段』で記念撮影したものだ」

「組閣の記念撮影をまねて立つ人が多かった」
「さすが寝転ぶ人はいなかった」

問題になった赤いじゅうたん階段で、市会議員やその関係者で写真を撮ったことがある。
組閣の記念撮影の真似もしていた。

古市憲寿氏も撮ったことがあるとの発言から、多くの人たちが階段で記念撮影していたことがわかります。

公邸での階段で寝ていた写真に対して、
笑福亭鶴瓶さんはラジオで
「親戚も『やめとこ』って言うのん、誰かおるやろ。もっとホンマに怒らなアカンよ」
と怒りを露わにしていたそうです。

寝転んでいたのは岸田翔太郎氏ではなく、親戚の方でした。

飯島勲氏の内容は、マスコミは知っているはずだし、政治家も知っているはずです。
なにせ(階段で撮影した)地元の市議やその関係者の人たちも知っているのですから。

美川憲一さんや笑福亭鶴瓶さんや私たちは、そんなことは知りません。
要するに、私たちが知らないことをいいことに、私たちは『岸田翔太郎はどうしようもない息子』のイメージをマスコミや野党の政治家に思い込まされてしまいました。

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泉健太さんのコメント

野党第1党の代表:泉健太さんのコメント


泉健太氏は「首相公邸には公的なスペースと私的なスペースがある」

「後者(私的なスペース)は住居なので、そこで誰を呼ぼうが写真を撮ろうが、いちいち政治が言う話ではない」
記事は「首相官邸」とありますが「首相公邸」の間違いでしょう。

泉健太氏は、国民が知らないことを奇貨(利用すれば思わぬ利益を得られそうな機会)として、マスコミ同様の岸田翔太郎氏の批判を展開しなかった。

「(マスコミから)あの行為は許せないでしょう。すぐ辞任と言ってくださいという(空気)を押し付けられる感じがあるが、辞めさせる辞めさせないは総理が決める話」と語った泉健太氏

管理人の偏見を書けば
「せっかく、マスコミが美川憲一さんや笑福亭鶴瓶さんのように岸田首相や長男のことを誤解させてくれているのに、代表の泉健太は、なぜこの機会を利用しないんだ。国民なんて知らなんだから正直なことを言う必要なんかないんだよ」と岸田首相批判を展開していた同僚の議員たちは思ったはずです。

この「誠意ある泉健太氏の姿勢」が立憲民主党の泉健太代表が仲間の議員たちから嫌われる理由だと考えられます。

国民が知らないことを利用して、与党政権を陥れる(おとしいれる)発言をしなかった泉健太氏。
それに対し岸田翔太郎辞任すべきという政治家の発言を支持した私たち。
踊らさせられるとはこういうことなんでしょう。

ほとんどの人たちは、雑誌「PRESIDENT」なんて読むことはありません。
よって飯島勲氏の文章を読まない。
そして
私たちは岸田翔太郎氏のことを、ずーと誤解していくことでしょう。

泉健太氏が政治家を志した原体験が朝日新聞に載っていました。
記者からの質問
「小さい頃から政治家を志していたのですか?」

「政治家になりたいと思ったのは小学生の頃ですね。原体験としては、隣の家に足の悪いおばあちゃんがいて、僕はその家の雪かきをしていました。そうすると自家製のヨーグルトをくれた。誰かが喜んでくれることの喜びが原体験になっているような気がします。」

朝日新聞デジタルから

まとめ

今回の岸田翔太郎氏へのマスコミの非難でわかったことがいくつかあります。
国民が政治のこと(過去の経緯など)をよく知らないため、私たちはマスコミの情報に流されました。

従来の経緯を知っている野党政治家の一部も、うまくそれに便乗してきました。
泉健太氏はそれに便乗してきませんでした。

憲民主党の泉健太代表が、仲間の議員たちから嫌われる理由は「甘さ」でしょう。
「国民なんて、よくわかっていないんだから、何でも利用して岸田首相の支持率を低下させないで、どうするんだ」

こういう時こそ、政治家の本性がわかる時だと言えます。

疾風に勁草を知る(しっぷうにけいそうをしる)ということわざがあります。
辞書を調べると
はげしい風が吹いて初めて強い草が見分けられる。
転じて、苦難や事変に遭遇してはじめてその人の節操の堅さや意志の強さなどがわかるというたとえ。

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「岸田翔太郎事件に誠実な政治家を知る」

岸田翔太郎事件という強い風が吹いた。
そこで初めて泉健太氏の節操の堅さと意志の強さがわかった。

隣の家に足の悪いおばあちゃんがいて、僕はその家の雪かきをしていました。
そうすると自家製のヨーグルトをくれた。
誰かが喜んでくれることの喜びが原体験

原体験を忘れていなかった。

写真は泉健太氏のHPから

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