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【銀座時計強盗事件】ドアを閉めた勇気ある女性は誰なのか
2023年5月8日、銀座のロレックス専門店に3人組の強盗が白昼堂々と犯行におよぶ事件が起こりました。
一人の女性が店のドアを外側から閉じ込めようとした映像がニュースで放映されました。
勇気ある女性は、いったい誰なのか?と話題となりました。
勇気ある女性は「銀座のバーのオーナーママ」でした。
どうやって見つけ出したのかわかりませんが、23年5月18日発売の週刊新潮が「銀座のバーのオーナーママ」にインタビューしています。
手には買い物をしたビニール袋を持っていたためか、SNSでは「銀座の買い物帰りのマダム」説もあったが、自分の店に出勤する途中、バーのママが偶然に現場に遭遇した。
「沖縄から東京に帰ってきたタイミングで、お土産がたくさん入った買い物袋を手に持っていました」
被害を受けた時計店。場所はグーグルマップから
強盗事件の詳細
バーのママの証言を続けます。
ママさんは、まず警察に通報したそうです。
「『たぶん強盗です』と伝えましたら、警察の方から(すでに現場に)今向かっていますと言われました」
「なぜあんなこと(強盗がいるのに店の外から閉める行為)ができたのかって?聞かれても『目の前で犯罪が起きたら止めようとしませんか』咄嗟に体が動いたんです」
「せめて警察が来るまでは、犯人たちを店の中に閉じ込めようって」思った。
勇気あるママさんです。
また冷静に判断もしています。
「彼らは腕時計を鞄に入れながら『まだいける、まだいける』なんて言っていました。声は若くて、はしゃいでいる風にしか聞こえませんでした」
「その会話が中国語だったら、銃器なんかを持っていて危険かもと思ったかもしれませんが、正直、そこまで危ない雰囲気は感じませんでした」
強盗から言われた言葉
ドアを押さえようとしたママさんに向かって、強盗は「ぶっ殺すぞ」と言葉を投げつけた。
その時、ママさんは「店(の仕事)があるから殺されたら困るな」と瞬間に思ったそうです。
「そのままドアを挟んで押し合いをしても、力では負けてしまうな。最後はドアから手を離さざるを得ませんでした」
あくまでも冷静な判断をしていました。
バーの名前まではわかりませんが、勇気あるバーのママさんの常連客はママさんの武勇伝を聞くことができたでしょう。
強盗犯人は警視庁(桜田門)の前を通って、車で逃亡。
もし逮捕されなければ、警視庁の面目が立たないような事件でした。
ともかくママさんに何もなくて良かったです。
ブログ記事内容は、2023年5月18日発売の週刊新潮(5月25日号)を参考