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現場が呆れたカナダ首相との記念撮影と観光三昧だった岸田翔太郎
岸田首相の長男、岸田翔太郎氏が外遊で観光三昧。
現場が呆れたカナダ首相との記念撮影。
公用車でロンドン・パリも物見遊山。
週刊新潮23年2月2日号の記事になります。
週刊文春ではテキーラの一気飲みと公私混同報道で叩かれ(たたかれ)、今回は週刊新潮で叩かれています。
ツイッターでは「長男秘書官」が話題。長男秘書官とは岸田翔太郎氏のことです。
テレビでも公用車での観光がニュースとなりました。
管理人の結論は、問題なし。
日本人の得意な「一部切り取り」で騒ぎが大きくなっています。
現場が呆れたカナダ首相との記念撮影と公用車を使用した観光三昧だった岸田翔太郎(岸田首相の長男)の報道の真実を検証していきましょう。
現場が呆れたカナダ首相との記念撮影
カナダで岸田首相がドルドー首相と会談。
その後、首相主催の経済関係者を交えた昼食会に出席。
「彼(岸田翔太郎)は首脳たちと別テーブルにいたそうです」
と政府関係者。
「彼(岸田翔太郎)は、ドルドー首相と写真を撮りたい」と言いだした。
そんな予定はなかったので、現場スタッフはあたふたと慌てた。
結局、ゴネ得で会の終了後、別室でトルドー首相と総理と翔太郎氏3人で写真に納まることができた。
慌てた現場からは「いい気なもんだ」と文句の声が上がっていたそうです。
週刊新潮は、上記の写真撮影のことを岸田翔太郎秘書官(岸田首相の長男)に尋(たず)ねています。
岸田翔太郎氏曰く
「写真を撮ったのは事実です。(写真を撮った)経緯がちょっと違っていまして、私(翔太郎氏)と同じテーブルにカナダの外相がいらっしゃって、『うちのドルドーとは(会うのは)初めてですか?せっかくですから写真を撮っていきなさい』と勧めてくださった」
「もともと(経済関係者を交えた昼食)会の後に、カナダの支援者と両首脳の写真セッションがあったので、その最後にまぜてもらいました」
岸田翔太郎氏の話のとおりだと思います。
昼食会の後に両首脳の写真セッションが決まっていたこと。
写真撮影があるんだから、カナダの外務大臣が「いっしょにドルドー首相と撮りなさいよ」
自然な流れです。
週刊新潮の記者に告げ口した内容
「彼(岸田翔太郎)は、ドルドー首相と写真と撮りたい」と言いだした。
そんな予定はなかったので、スタッフはあたふたと慌てた。
ドラマの陰湿な「イジメ」のような話です。
政府関係者は週刊新潮の記者に180度違う内容を伝えています。
岸田翔太郎が新潮の記者に答えた内容
「経緯がちょっと違っていまして」
「ちょっと」でないでしょう。
大丈夫か? 翔太郎
ここに育ちの良さを感じます。
週刊新潮としては、岸田翔太郎氏への「告げ口」内容と岸田翔太郎本人の言葉を掲載しています。
岸田翔太郎側がウソをついている可能性もゼロではありませんが、出席した人たちに聞けばわかる話なので、ウソではないでしょう。
公用車を使用した観光三昧
公用車を使用した観光三昧について検証していきます。
カナダ訪問前にフランスとイギリスに岸田首相は行っています。
当然、首相秘書官の翔太郎氏も同行しています。
フランスでは
翔太郎氏がパリ市内の観光地を巡りたいとの要望があり、現地の大使館が車を手配した。
週刊新潮の記事では、フランスでの観光地は不明です。
イギリスでも
ロンドン市内を見学したいとのことで、大使館が回した車で、ビックベンやバッキンガム宮殿を訪れ、ハロッズ(老舗高級百貨店)にも寄った。
ハロッズ(老舗高級百貨店)ではお買い物を楽しんだ。
週刊新潮の記事内容です。
ビックベンやバッキンガム宮殿の距離は近い。
地図を見る限り、簡単に歩ける距離です。
川幅の3倍弱ぐらいの距離。
公用車(新潮記事では大使館が回した車)で、ビックベンやバッキンガム宮殿に行ったのは脇が甘かった。
些細(ささい)なことでも叩(たた)かれる今、慎重に行動すべきだった。
ビックベンやバッキンガム宮殿の見学は、将来政治家を目指しているであろう岸田翔太郎氏としては見ておきたい場所。
公用車を使ったとしても、たいした時間じゃない。
これがマダムタッソー(蝋人形館)や大英博物館に見学に行ったのなら話は別です。
ハロッズ(老舗高級百貨店)では、岸田首相の土産を代わりの買っているので問題なし。
公用車を使用した観光三昧はアウトかどうか?
まずは観光「三昧」はしていない。「ざんまい」は余計。
フランスの行先は不明ですがロンドンは歩けるような近場の訪問。
政治に関係するような場所です。
長時間の観光ならアウトでしょうが、短期間の観光。
政治家の海外視察などは、相当に大使館に迷惑をかけていると思います。
観光だけでなく、夜は美味しいワインの店に連れて行けとか、ミシュランの店に連れて行けとか言っていると思います。ビックベンやバッキンガム宮殿見学は、そんなに問題なのか?と思います。
物見遊山についても週刊新潮の記者に、岸田翔太郎氏は答えています。
「外遊に行ったら、お土産を買うというルーティンがあり、例えば政治家の方に『総理からです』と。そういうものを買っているんです。私物ではないんです。もちろん」
多少は自分のモノも買っていると思いますが、岸田首相としては身内の岸田翔太郎氏に買いに行かせているのでしょう。
「身内を公設秘書にするというのは、与野党問わずよくあるケースで、別段珍しいことではない」と言っているのが、小泉内閣の首相秘書官を務めた飯島勲氏です。
またこのようにも言っています。
安倍元首相も父の安倍晋太郎外務大臣秘書官となったが、これに対して「公私混同」だったと批判があった記憶はない。
【まとめ】カナダ首相との記念撮影と観光三昧だった岸田翔太の真相
週刊新潮の記者に情報を流した人がいた。
記者にこのように言っています。
「今、政府に係るスタップたちの間で『大丈夫か?』と話題になっている側近がいるんです」
「その側近が、首相秘書官の岸田翔太郎クンのことなんですよ」
内容は岸田翔太郎氏を陥れる内容。
「現場が呆れたカナダ首相との記念撮影」
もともと昼食会後に「撮影が決まっていた」ものを「ドルドー首相と写真と撮りたい」と言いだしたため、予定外だったので、現場のスタッフは呆れたという間違った内容を伝えた人間がいます。
慌てた現場からは「いい気なもんだ」と文句の声が上がった。ほんとドラマのようです。
そして、ツイッターで「長男秘書官」が話題となり、テレビでも放送、野党政治家もこの内容記事に参加。
週刊新潮記事の最後の方を読むと(翔太郎氏の話が出てきます)実際と違い180度曲げた内容を週刊新潮の記者に話しています。
ドラマにしたいような内容。
ドラマだと、岸田翔太郎氏の真実が明らかになり、チクった人間に天罰が下されるのでしょうが、現実は、週刊新潮の記事を最後まで丹念に読む人など少数派なので、誤解のままで終わるでしょう。
セキュリティや時間的な問題で大使館の回した車を使用したのでしょう。結果論になりますが、ビックベンやバッキンガム宮殿へは行かない方が良かったと言えます。
この週刊新潮の記事内容は、政府関係者の話(翔太郎氏のチクリ内容)とその話を岸田翔太郎氏に質問し彼が答えた内容と全く違うことに驚かされます。
そして、世論が岸田翔太郎叩きになっていることに2度驚かされます。
記事内容は週刊新潮2023年2月2日号の記事内容をベースに書きました。
読むチャンスがあれば、この週刊新潮を読んでみてください。