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アドラー「嫌われる勇気」を読んで勇気をもらう
人間関係に悩んでいる人は多い。
アドラーは「すべての悩みは、すべて対人関係の悩みである」とまで言っています。
書籍「嫌われる勇気」の中から役に立つ言葉、勇気をもらえる言葉を見ていきましょう。
1.2「本当の自由とは何か」
このアドラーの考えにぜひ触れてください。
実行しなくても構いません。
「このような考えがあるんだ」ということだけでも学んでいきましょう。
あなたのライフスタイルを決めたのはあなたです
あなたのライフスタイル(人生のあり方)を決めたのは、他の誰でもないあなた自身である。
アドラーは「さまざまな口実を設けて人生のタスクを回避しようとする事は「人生の嘘」と呼んでいる。
自分の置かれているツライ状況を
誰かに転嫁する。
他者のせいにする。
環境のせいにする。
このような行為は、自分に嘘をつき、また周囲にも嘘をついている。
本にも書かれていますが、厳しい言葉です。
マスコミや野党が、
「アドラー」や「嫌われる勇気」を取り上げないのもわかる気がします。
悪いのは政府であり与党
自分の悪い境遇や辛い思いをしているのは世間が悪い。
「今のあなたのライフスタイル(人生のあり方)を決めたのは、他の誰でもないあなた自身だよ」などと言ったら大変な騒ぎになります。
本当の自由とは何か
「自由とは、他者から嫌われることである」
すべての人から嫌われないようにする生き方は、不自由きわまりない生き方である。
残業しないで帰れるのに上司の評価を落とさないために残業する生活。
休日出勤する上司に合わせて、休日出勤している生活。
有休休暇を全く取らない上司に合わせて自分も取らないサラリーマン人生。
他者から嫌われることを怖れない。他者から承認されない、認められないというコストを支払わない限り、あなたは自由になることができない。
母親から嫌われたくないために母親と歩調を合わせてしまう自分。
一人で多くの仕事を受けてしまっている自分。
ベストセラー「嫌われる勇気」(P246)の中で「ユダヤの教え」が書いてあります。
「10人の人がいるとしたら、そのうち1人はどんなことがあってもあなたを批判する」
相手のことに介入することはできません。
性格の悪い人間を変えることはできません。
他人の期待を満たすために生きているわけでない
人間関係で悩んでいる「あなた」に
次の言葉を送ります。
P135 これも「ユダヤの教え」
「自分が自分のために自分の人生を生きていないのであれば、いったい誰が自分のために生きてくれるのであろうか」
日本人は人に合わせすぎです。
他者(上司や親など)からの評価ばかり気にしていると、あなたは「他者の人生を生きること」になります。
他者の期待など満たす必要はないのです。