母を優先する悩みはアドラー「嫌われる勇気」を読みましょう

新婚なのに旦那さん(夫)より母親を優先してしまう女性

20代の会社員女性
悩みは「母親の望みどおり生きていること」
実家の近くに住んでいる。週に数回は仕事帰りに実家に寄って母親と会っている。

母親といると楽しい。でも母親が喜んでくれるように行動をしてしまう自分に自己嫌悪している。新婚にもかかわらず旦那さん(夫)との時間より母親との予定を優先してしまう。

夫の悪口を言う母親

旦那(夫)の学歴や年収に対して悪口を言う母親。その母親の機嫌を取ろうとして夫の悪口の内容に同意してしまう自分。また旅行に行きたいと言われると母と二人で旅行に行ってしまう。
このお母さん、相談者の夫だけでなくお父さんの愚痴も言っている。
2022年11月23日読売新聞の人生案内(人生相談)内容です。

ひどい母親と言いたいところですが、このようなお母さんは沢山います。
たくさんいる「困った人間」にたくさんの人が振り回されています。

書籍「嫌われる勇気」で哲人の言葉
「確かに嫌われたいと望む人などいない。嫌われたくないなら、常に顔色を窺い(うかがい)その人に忠誠を誓うことになる」

「他者の期待を満たすように生きることは、自分の人生を他人まかせにすることになる」
「それは、自分に嘘(うそ)をつき、周囲の人たちにも嘘をつき続ける生き方になる」

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嫌われることを怖れては自由になれない

哲人は続けます。
「他者(ここでは母親)の評価を気にかけず、他者(母親)から嫌われることを怖れず、承認されないかもしれないというコストを払わないかぎり、自分の生き方を貫くことはできない」
これができないならば、自由にはなれません。


お母さんとケンカする必要はありません。
母親中心の軸足を自分の家族の方へずらしていく。
夫の悪口に対しても適当に頷き(うなずき)ながら夫の良い点も母親に伝えていく。

橘玲さんの書籍「バカと無知」の中で
ものごとが「バカに引きずられてしまう」

お母さんがバカとかいう話ではなく、お母さんの言うことに従っているとお母さんの考え(人生が悪くなる方への考え)に物事が進んでしまいます。娘の旦那さんの学歴や年収の愚痴を言ったところで旦那さんの学歴が高くなるわけでもなく、年収が増えるわけでもありません。


逆に、新婚家庭にもかかわらず娘を長い時間拘束していることに気づいてしないし、このままでは離婚になってしまいます。

早くお母さんから距離をおくべきです。
「自由な人生」を送るためにお母さんから離れましょう。

嫌われる勇気を持ちましょう。