Table of Contents
【天皇制と秋篠宮家の報道記事】宮内庁関係者からの人望
女性週刊誌だけでなく週刊新潮や週刊文春でも秋篠宮家の記事を目にするようになりました。
週刊文春(2023年9月14日号)の記事タイトル
「秋篠宮邸工事責任者が密かに退職していた」
タイトルを読むと大きな事件とも思えませんが、
世間には広まらないでほしい内容が含まれていました。
2023年9月14日号の週刊文春の記事から引用
「次代の天皇を育てる家でありながら、秋篠宮家はお代替わりまで一宮家にすぎず、職員の数も圧倒的に足りなかった。そんな中で紀子さまが苛立ちを募らせ、女子職員に『あなた、自己中ね』と仰ったり、職員に無言のまま人差し指で指示を出したりして、職を去る職員が続出したのです」(秋篠宮家関係者)
無言のまま、指だけで指示する人は見たことがありません。
絶対的な権力者が行う行為です。
織田信長が思い当たるぐらいでしょうか。
記事内容が事実だとすれば
指だけで指示する行為は、人間に対する行為ではなく、動物(犬畜生)への指図行為と言えるでしょう。
犬や猫などの動物の方が大切にされています。
「最近では、他省庁から宮内庁に出向してきた官僚に対し、紀子さまが『あなた方は国家公務員ではなく、使用人です。あなた方に休日はありません』と仰るのだそうです」(秋篠宮関係者)
同じく週刊文春の記事から引用
このような記事を読まされてから「秋篠宮邸工事責任者が密かに退職していた」記事へと進んでいきます。
女性工務課課長補佐の退職
2022年9月に秋篠宮邸が約40億円かけて改修され、2023年3月にお引越しされました。
工事責任者だった女性の工務課課長補佐A子さんが2023年3月末で退職していた。
定年前の50代での突然の退職だった。
「秋篠宮邸の改修工事が行われている間、しょっちゅう秋篠宮ご夫妻に呼べ出されていたそうです。そのため、彼女の退職を知る人の間では『工事に関する難しい要求が続き、疲労してしまったのではないか』などと囁かれています」(宮内庁担当記者)
2023年9月14日号の週刊文春の記事から引用
2020年3月に清水建設が約25億円で落札
建物の使用勝手見直しなどの変更が計4回
金額も膨れあがりました。
NEWS ポストセブンの記事を見ます。
「作業の担当者は“いろいろとご注文がございました”以上のことは口にしようとしませんが、どうやら紀子さまから“もっと金(きん)を使ってほしい”というご要望があったようです。
(中略)
紀子さまは建築資材の産地にまで気を回された。「大理石はイタリア製を、などといったご要望が相次いだのです。公室部分では、海外の賓客をもてなすこともありますから、失礼のないように立派なお部屋を作りたいというお気持ちがあったのでしょう」(前出・宮内庁関係者)
NEWS ポストセブンの記事から引用
週刊文春の記事では
実際、改修工事はかなりの『難事業』だった。
「入札・契約調書」や「変更契約調書」を見ると、何度も工事に変更が加えられているのが浮き彫りになった。
通常、建物(住宅)を建てる時は、細部まで決めてから始めます。
着工してから4回も変更する人はいないでしょう。
週刊文春記事の流れは
工事責任者だった工務課課長補佐A子さんが退職は、難しい要求が続いたことによる疲労が原因ではないかという記事構成です。
週刊文春の記者がA子さんの自宅を訪ねて確認をしています。
A子さんは「退職しています」と語ったものの、退職の理由は、頑(かたく)なに口をつぐんだそうです。
宮内庁に退職理由を尋ねています。
「当該職員は令和5年3月31日付で退職しております。個々の具体的な退職理由についてお答えは差し控えます」との回答。
1本の線につながる
紀子さまの宮内庁職員への対応については、真偽不明です。
秋篠宮邸の改修工事は、着工してから4回変更があった。
工事責任者だった工務課課長補佐A子さんの退職。
この2点は事実です。
事前に打ち合わせが十分行われていたはずの工事が、4回も変更させられることは、通常あり得ません。
結果、工事責任者だったA子さんの退職
異常ともいえる4回の変更工事とA子さんの退職が結びつき、紀子さまの宮内庁職員に対する記事内容も真実味を帯びてしまいました。
A子さんが退職理由を文春の記者に答えなかった事実も、記事内容を補強するものになりました。
週刊文春の記事構成
「紀子さまが苛立ちを募らせ、女子職員に『あなた、自己中ね』と仰ったり、職員に無言のまま人差し指で指示を出したりして、職を去る職員が続出したのです」
紀子さまが『あなた方は国家公務員ではなく、使用人です。あなた方に休日はありません』発言
秋篠宮邸の改修工事が行われている間、(工事責任者のA子さんは)しょっちゅう秋篠宮ご夫妻に呼べ出されていたそうです。
宮内庁からの回答「当該職員(A子さん)は令和5年3月31日付で退職しております。」
1本の線に、つながりました。
例えば、被災された方に温かい声をかけられたとしても、身近な人(宮内庁職員)に対して思いやりの欠片(かけら)もない対応をされていては、公務を果たしているとは言えないでしょう。
天皇制が続くことが大切
皇室の方の結婚は、難しい時代となりました。
現在でも、悠仁親王について「お妃選びをどうするか」という話題が出ることがありますが、そもそも皇族は結婚相手を「選べる」立場なのでしょうか。
天皇が皇太子時代に雅子さんと結婚するまでどれだけ大変だったかを覚えている人は、皇族の結婚について決して楽観的になることはできないでしょう。
皇族の人数の確保にしても、皇位の安定的継承にしても、もはや非常に困難な状況といわなければなりません。
堀 新(弁護士)PRESIDENT Online から一部抜粋
皇室関係への批判記事が多くなってことを考えると、批判のネタが出ないようにすることが最優先課題です。
紀子さまが「あなた方は国家公務員ではなく、使用人です。あなた方に休日はありません」と本当に言ったかどうかは不明です。確認はできません。
変更工事が4回もあり、女性技官が辞めたという事実が、週刊誌の記事通りなんだと国民は思うわけです。
結果、だたですら結婚することが難しい環境なのに、皇室の人と結婚するのを、誰もが躊躇(ためら)うことになります。
天皇制が維持されなくなる確率を皇室自ら高める行為になっています。
文春の記事タイトル「秋篠宮邸工事責任者が密かに退職していた」
A子さんの退職から導かれる結論は、皇室の方との結婚は大変苦労する。
これにより、天皇制維持のハードルを大きく高めました。
金(きん)とかイタリアの大理石を使ったから海外の賓客の尊敬を集めるわけではありません。日本の王室が何千年も続いているからこそ海外の要人たちから尊敬を受けているはずです。
宮内庁職員から人望があるのでしょうか?
宮内庁職員から人望があれば、週刊誌から「言われのない誹謗中傷を受けた」としても真実が伝わるでしょう。
太平洋戦争に負け、昭和天皇とマッカーサーとの会談
「私は、国民が戦争遂行にあたって行った全ての決定と行動に対する全責任を負う者として、私自身をあなたの代表する諸国の裁決に委ねるためお訪ねした」
そして、このようなお言葉も言われたとされています。
「私の一身は、どうなろうと構わない。私はあなたにお委せする。この上は、どうか国民が生活に困らぬよう、連合国の援助をお願いしたい」
昭和天皇のお言葉を聞いたマッカーサーは
「私は大きい感動にゆさぶられた。死をともなうほどの責任、それも私の知り尽くしている諸事実に照らして、明らかに天皇に帰すべきではない責任を引き受けようとする、この勇気に満ちた態度は、私の骨のズイまでもゆり動かした」
侍従長の回顧録で
「一身を捨てて国民に殉ずるお覚悟を披瀝になると、この天真の流露はマ元帥を強く感動させたようだ」
国民が天皇制を支持する理由がわかるエピソードです。
昭和天皇の身を捨てた行動で、奇跡的に天皇制が続きました。
元宮内庁職員のA子さん
秋篠宮邸の改修を終え責任を全うしてからの退職。
50代からの再就職は難しいでしょう。
定年を無事迎えることができれば退職金や年金の金額も違ったはずです。
週刊文春(2023年9月14日号)秋篠宮家に関する報道記事タイトル
「秋篠宮邸工事責任者が密かに退職していた」
スルーしてしまうようなタイトルです。
身近にいる宮内庁職員でさえ幸せにできない。(というか不幸にしている)
身近にいる宮内庁関係者からも人望がないと国民から思われてしまっては、天皇制維持が危ぶまれます。
国民は見ていないようで、見ています。
写真はNHK(NHK NEWS WEB)から