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【小説家】直木賞候補『木挽町のあだ討ち』の永井紗耶子と大型犬
小説家の永井紗耶子(ながい さやこ)さん
主に時代小説や歴史小説を中心に執筆。
白百合学園高等学校から慶応義塾大学文学部へ進学、大学卒業後は産経新聞の記者を経てフリーのライターとして執筆。
2010年 「絡繰り心中」で第11回小学館文庫小説賞を受賞
2020年 「商う狼 江戸商人 杉本茂十郎」で第10回本屋が選ぶ時代小説大賞を受賞。
2021年 同作品で新田次郎文学賞を受賞
2023年 「木挽町(こびきちょう)のあだ討ち」で第36回山本周五郎賞を受賞
2023年 「木挽町(こびきちょう)のあだ討ち」で第169回直木三十五賞候補(2023年7月上旬現在)
小説を書いてこれた理由
永井紗耶子さんが小説を書いてこれた理由が面白い。
愛犬のおかげで作品がうまれている。
愛犬はグレートピレニーズ。
超大型犬です。
体重は50kgあるそうです。
JKC(ジャパンケンネルクラブ)のHPから
愛犬の名前は「アルファーノ」
理由は、子犬の顔を見た時に「アルちゃん」と呼びたかったので、名前を付けたそうです。
今は「アル」とか「アル坊」などと呼んでいる。
永井紗耶子さんが「アルちゃん」と、のんびりと散歩をしていると、不思議と頭がクリアになり、思いがけないアイディアが浮かぶそうです。
今日まで小説を書いてこれたのは、愛犬と散歩しているからかもしれないと書いています。
アル坊の性格
アルちゃんこと「アル坊」は、飼い主(永井紗耶子さん)の言うことを聞かない。
もともと放牧された羊を熊や狼から守る護衛犬。
堂々として落ち着きがあり勇敢な犬種。
よって、アル坊はじっと待つことが苦にならない。
逆に俊敏に動くことを好まない。
「あっちに行こうか」
と言ってもアル坊にその気がなければ立ち止まり、飼い主の気持ちが変わるのを待っている。
よって道端(みちばた)で、アル坊を説得したり、アル坊と口喧嘩(くちげんか)をしている。
永井紗耶子さんが行きたい道を選ぶと「フン」と鼻息も荒く、不服そうな顔をしながらついてくる。
永井紗耶子さん曰く
犬は人間の言葉を理解するし、人間の感情に敏感である。
一体、どこで何をどう判断しているのか分からない。
しかし、伝わるものなのである。
まとめ
永井紗耶子さんの作品「木挽町(こびきちょう)のあだ討ち」
第169回直木三十五賞候補になっています。
ワンちゃん(大型犬)の散歩時に、思いがけないアイディアが浮かぶそうなので「木挽町のあだ討ち」も散歩時に構想ができたのかもしれません。
直木賞を受賞したらグレートピレニーズのアルちゃんが喜んでくれそうです。
なぜなら、犬は人間の言葉を理解するし、人間の感情に敏感なのですから。
このブログの記事内容は日本経済新聞2023年7月6日夕刊の記事を参考
タイトル「犬と歩けば」