【安芸の宮島観光】安芸の宮島に行くなら小網町電停も見たい

【安芸の宮島観光】安芸の宮島に行くなら小網町電停も見たい

日本三景
一度は訪れたい観光地です。
京都の天橋立、宮城の松島そして広島の安芸の宮島(厳島神社)

アクセスは、JR山陽本線の宮島口駅または広島電鉄宮島線の広電宮島口駅。
駅前にある桟橋からフェリーが運行しています。

広電宮島口駅は広島駅から広島電鉄(路面電車)に乗り、厳島神社の玄関口の「広電宮島口」で降りことになります。

宮島口桟橋まではJR宮島口駅から約徒歩3分、広電宮島口からは約徒歩1分の距離。


グーグルマップから

広島電鉄に乗る

行きか帰りのどちらかで広島電鉄に乗りたい。
ヨーロッパの街並みを走る路面電車(最新型の場合)に近い。


写真は「いよぎん地域経済研究センター」から

広島電鉄は観光客には難易度高めの路線
下記のブログ「わんたび」が詳しい説明をしてくれています。
観光客泣かせ?路面電車「広電」の乗り方は難関で予習が必要

4つのハードルがあるそうです。
・切符売り場が見当たらない
・降車ボタンを押さなきゃいけないのにボタンがない
・条件によって降りる扉が変わる
・乗り換えが複雑すぎる

4つのハードルがあるのに広島電鉄に乗りたいのは途中にある「小網町電停」というホームを見たいからです。

小網町電停を見たい

小網町電停というホームを見たいと書きましたが、ホームがない路面電車の駅になります。

どういう停留所なのか?
乗客は道路の端に立って電車を待ち、電車が来たら道路の中央に渡って乗る。

車内のアナウンスは「ホームのない平面電停のため、段差がございます」と流れる。


何もない場所に電車が止まる。
観光客にとっては、ハードルが高い駅。
安芸の宮島に行く途中の駅なので、降りなくても「小網町電停」をしっかりと見ておきたい。

安芸の宮島に行くなら小網町電停は、ついでに観光したい場所になります。
ホームがないから駅名は道路わきの柱にある。

なぜ小網町電停は平面駅

なぜ広島電鉄が平面電停を残しているのか?
道路幅が15メートルと狭く、ホームの設置ができなかった。

1970年代に廃止することが検討されたが、住民からの要望があって存続することになった。
広島電鉄にとっては、この小網町電停は有名になってほしくない駅。

安全確保の点で多くの観光客が乗り降りしてほしくない。
電車に乗って、見ている分には安全なので、小網町電停の平面駅を車窓から見てみたい。


十日町駅の2つ目の駅

安芸の宮島に観光に行くなら、ついでに小網町電停も見てみたい。
広島電鉄に乗ったなら見逃したくない準観光地です。

記事内容は日経新聞夕刊23年4月27日を参考
写真はウィキペディア(Wikipedia)より