【岸田首相長男岸田翔太郎】令和最大の冤罪事件、翔太郎事件とは?

【岸田首相長男岸田翔太郎】令和最大の冤罪事件、翔太郎事件とは?

岸田首相の長男岸田翔太郎氏の更迭までの経緯を見ると、翔太郎氏は問題行動をしていないにも関わらず、マスメディアの力で「悪人扱い」にされたことがわかってきました。
翔太郎事件は「令和時代の最大の冤罪事件」と言えそうです。

このブログで岸田翔太郎氏のことを、かなり書いてきました。
今回は岸田翔太郎氏の「まとめ記事」となります。

2023年の読売新聞の社説「重責を担う自覚を欠いていた」のタイトル
「首相公邸に親族らを招き、忘年会に興じて戯れ合うなど、翔太郎氏の行動は公私混同のそしりを免れない。更迭は当然だ」

「翔太郎氏を巡っては今年1月(2023年1月)、首相の欧米歴訪を同行した際、公用車で名所めぐりや買い物をしていたことが問題視された」と読売新聞社説は続けて書いています。

岸田翔太郎氏の「公私混同」とは下記の3点に絞られそうです。
1、岸田首相の長男翔太郎氏を首相秘書官にしたこと
2、イギリスで公用車を使っての観光したこと
3、首相公邸での「忘年会」と「悪ふざけの記念撮影」

親戚を集めた忘年会写真を見て、誰もが「何度も同じようなことを行うどうしようもない人物」と思ったことでしょう。
フジテレビ解説委員の風間晋氏の言葉が代弁しています。

JーCASTニュースから
風間晋(フジテレビ解説委員)は「将来の政治家の育ち方」という観点から問題を指摘。「良いんですよ、世襲であってもコネであっても、ちゃんと政治家として仕事をしてくれれば。でも、その観点から見ると、『修正力はどうなんよ』って思ってしまう。今までも公私混同とか情報管理の甘さは何度も指摘されてきた。『おんなじこと何度も言わせるなよ』って家庭でも職場でも基本的に言われること。そこんとこどうなの?」とコメントした。
テレビ「まざまし8(エイト)」の内容になります。

翔太郎氏を首相秘書官にした公私混同

自分の子供を首相秘書官にしてことが「公私混同」と騒がれました。
ニュースを見れば、誰でもそう思うでしょう。

日本経済新聞で「面白い記事」が掲載されていました。
下記の写真を掲載

自分の息子を総理秘書官又は娘婿や甥を総理秘書官にした過去の例です。

岸田首相以外でも親族(息子や娘婿)を首相秘書官にしているのに、テレビ等では報道しません。
福田家は福田赳夫⇦福田康夫⇦福田達夫の2代です。

首相秘書官ではありませんが安倍晋三元総理も父親の大臣秘書官となっています。

1982年11月27日、第1次中曽根内閣時に父親の安倍晋太郎氏が外務大臣に就任。
息子の安倍晋三氏に自身の秘書官になることを命じたが、安倍晋三氏が拒否したため、父の晋太郎は、当時勤めていた神戸製鋼所の首脳に何度も電話を入れ、退職させるよう迫った。安倍晋三氏はほどなくして同社を退職して大臣秘書官に就任。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』から

テレビ等のマスコミが視聴者を誤解させるような報道に対して、日本経済新聞が過去の首相が子供(娘婿等含)を首相秘書官にしたことを書いたのではないでしょうか。

朝日新聞の記事も面白いです。福田家の親子2代の政務秘書官(首相秘書官)について批判することもなく淡々と記事にしています。

朝日新聞の記事を読むと
歴代政権を見ると、政務秘書官は首相の個人事務所の秘書や身内から起用。
首相の日程管理や、党務や選挙区での代理などを任されるのが通例。

2017年の朝日新聞の記事を読むと、岸田翔太郎氏の首相秘書官(政務秘書官)就任の公私混同報道は「何だったのか」と思ってしまいます。

政務担当首相秘書官(首席秘書官)とは
政務を担当する政務担当秘書官は、一般的に「首席秘書官」と呼ばれることもあるが、これは法的に定められているわけではなく、あくまで俗称である。内部的・非公式な序列はあるが、法的には事務担当秘書官も同列の扱いである。

通常は首相の国会議員秘書として長年仕えてきた人物が任命される。
橋本龍太郎首相が当時通産官僚であった江田憲司を任命したように、ごく希に官僚から選ばれる場合もある。他にも、政策ブレーンや親類縁者から選ぶケースもある。

(一部略)
いずれのケースであっても、基本的に首相の信頼の厚い人物が選ばれるため、首相に対して大きな影響力を持つと言われる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』から

翔太郎氏が首相秘書官になったことを「公私混同」だと信じ込まされてきましたが、朝日新聞の記事から「冤罪事件」であったことが判明しました。

イギリスで「公用車を使っての観光」と首相公邸での「忘年会」と「悪ふざけの記念撮影」についての冤罪を見ていましょう。

イギリスのロンドン観光三昧事件は「観光にはならない観光」でした。
制限速度が40キロの道路で41キロのスピードで運転したら「違反にならない違反」と言えます。
警察が1~2キロオーバーで捕まえないのと同様で、大きな問題にする方がおかしな事件でした。
説明が長くなるので興味があれば下記のブログをみてください。

この記事もおすすめ

岸田翔太郎氏の観光は観光ではありません。

金子恵美さん、それ誤解です

美川憲一さんのコメント

開演前の取材では昨年末に首相公邸で親族と忘年会を行い撮影した写真が週刊誌で報じられ、1日付で政務秘書官を辞任した岸田文雄首相(65)の長男、翔太郎氏(32)について「あれはダメよ。お父さんの足を引っ張って。とても大切な場所で自分の家じゃないですから!」とバッサリ。「頭のいい方なのに、何でそんなことも分からなかったんだろう…」と首をかしげ、岸田首相について「広島サミットでいいイメージになったのに、息子のことで本当に気の毒だなと思う」とおもんばかった。

サンケイスポーツの記事から

問題になった首相公邸は、岸田首相と岸田翔太郎氏が住んでいることを知らなかったとも思える発言。
確かに「自分の家ではないが、住んでいた場所(私的スペース)での忘年会」です。

笑福亭鶴瓶さんの発言
「総理もちょっと考えなイカンですよね、自分の息子のこと。あんなもんヒドイですよ、アレ」
さらに
親戚も『やめとこ』って言うのん、誰かおるやろ」と発言

この発言も岸田首相の甥A氏と翔太郎氏を勘違いしている発言だと思います。
親戚の方が「悪ふざけ写真」を撮っています。

美川憲一さんや笑福亭鶴瓶さんの発言からわかることは
マスメディアの報道で、事実と違う認識を持たされているということです。
一般の人のほとんどが、同じように誤解させられているでしょう。

社会学者の古市憲寿氏の6月5日フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」の発言
古市氏自身も「(階段で)記念写真を撮ったことがある」ことを告白。

親族が寝そべっている写真については「みんな撮ってるんですよ。擁護って言われちゃうんだけど、ホント歴代秘書官たちとか政治家たちって結構みんな撮っちゃってるんで」(スポニチアネックスのネット記事から)


岸田首相の甥のA氏。写真は週刊文春オンラインから


写真は週刊文春オンラインから

岸田翔太郎氏「悪ふざけ写真」はなく、上記の階段での写真が週刊文春で掲載。
古市憲寿氏が言うように、この階段で「記念写真」を多くの人たちが撮っているとしたら、岸田翔太郎氏の行動を「公私混同」と言えるでしょうか?


グーグルマップから 首相官邸の右下が「首相公邸」です。

今回の舞台は「首相官邸」ではなく「首相公邸」での出来事でした。
(首相官邸と首相公邸は隣接しています)

読売新聞の社説でも書いてありましたが「警察による厳重な警備態勢が敷かれている」場所です。
熱中症になるような暑い日や雪が降るような寒い日でも警察の人が日夜警戒しています。
それを考えると、身内だけの写真が外部(週刊文春)に流出したというセキュリティの観点から岸田翔太郎氏の責任はあるでしょう。(写真は翔太郎氏からでなく、親戚から誰かに渡り、流出した気がします)

令和最大の冤罪事件、翔太郎事件はなぜ起きたのか?

マスメディアなら当然に知っていることを、視聴者や読者には知らせないで、岸田翔太郎氏を陥れようとする報道姿勢。

過去の首相秘書官の例を教えてくれない。
岸田一族以外で何人もが首相公邸で記念撮影していることを教えてくれない。
西階段でアイス片手に寝そべったのは岸田首相の親戚A氏が最初かもしれません)

マスメディアは視聴者や読者に対して「知らしむべからず」が徹底しているようです。
(論語の本当の意味は違うようです)

NHKは民放と違い岸田翔太郎氏を誤解させるような報道をしていなかったように思えます。せめてNHKだけは信用したい。

あと立憲民主党の泉健太代表は、橋下徹氏との対談(ユーチューブ)で「忘年会や記念撮影は問題ではなく、セキュリティの件が問題」との認識をしていました。
泉健太代表から翔太郎氏への辛口コメントをマスコミの人が欲しがっていたことも語っていました。

岸田翔太郎氏に対し陥れるような発言をしない泉健太代表は稀有な政治家なのかもしれません。
野田元首相同様に野党議員らしからぬ政治家です。
次の衆議院議員選挙で責任問題が発生し、立憲民主党の代表でなくなる確率が高そうです。

週刊文春の記事を読むかぎり岸田翔太郎氏が悪いとは書かれていません。
ということは、その記事をベースの取り上げたマスメディアが「冤罪事件」を作りだしました。

ただし、各マスメディアとも嘘の報道(放映)はしていません。
しかし多くの人たちが岸田翔太郎氏を誤解しました。


岸田翔太郎氏の写真を見ると、ほんと気の毒です。

上記写真と岸田首相の写真は読売新聞オンラインから