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【ジャニーズ】林真理子氏の女性セブン記事への怒り
作家の林真理子さんが女性セブンの記事内容に怒っています。
ジャニーズ喜多川氏の性被害が大きく報道されるなか、女性週刊誌「女性セブン」は、ジャニー喜多川氏の性被害を訴えた男性の金銭トラブルについて報道。
女性セブンの記事を読んで、「私(林真理子さん)は怒りに震えた」
勇気を出してジャニーズさんからの性被害を訴えた男性について、スキャンダルめいたことを書いた、金銭トラブルがあると。
そんなこと、過去の性被害と何の関係もないではないかと、私は怒りに震えたのである。週刊文春23年6月1日号、コラム「夜ふけのなわとび」から
書いているのは林真理子さん
林真理子さんの人柄
週刊文春23年6月1日号、コラム「夜ふけのなわとび」を読むと林真理子さんの人柄がわかります。
林真理子さんは、ジャニー喜多川氏の性被害を書かない『週刊朝日』の編集者に文句を言ったそうです。
編集者の人は、つらそうにこう答えた。
「それはわかっていますが、うちも売れないと困るんです」
ジャニーズ事務所のタレントを掲載すると数千冊ほど売上が増える。
そのためジャニーズ関係のスキャンダルを記事にすることができない。
林真理子さんの筆は、「知らん顔していた『週刊朝日』や『AERA』よりも、もっと罪が重いのが『女性セブン』だ」と厳しい。
そして、上記の記事内容につながっていきます。
実は林真理子さんはジャニー喜多川氏と面識があり、コンサートに招待されたり稽古場を見せてもらったこともある。
ジャニー喜多川氏の「お別れの会」にも招待された。
マッチがお別れの言葉を言い、最後にジャニーズのタレントたちが登場した。
木村拓哉
嵐
関ジャニ
V6
上記の面々を目の当たりにして、ジャニー喜多川氏の功績を再認識した。
その時に「これだけのことをした(多大な功績を芸能界に残した)んだから、多少のことは目をつぶっても」・・・という言葉が浮かんだことも正直に書いています。
「考えてみれば私も手を貸していたかもしれない。」とも。
正義を全面に打ち出すマスコミと違って、正直ベースでコラムを書いています。
女性セブンの記事内容
2023年5月4日号の女性セブン
ジャニーズ喜多川氏の性被害を訴えた男性についての金銭トラブルを記事にしています。
BBCの取材にジャニーズ事務所は「聖域なきコンプライアンス順守の徹底」を宣言したが、抜本的な解決策とは言い難い。とジャニーズ事務所の対応を批判している内容もあるが全体的にジャニーズ事務所側に立った記事構成。
女性セブン記事の最後の言葉
「意義のある告発だからこそ無用な2次被害などが出ないよう、報じる側にも受け取る側にも慎重な姿勢が求められる」
読みようによっては「意義のある(ジャニー喜多川氏への)告発だからこそ、無用な2次被害(女性セブンの告発者の金銭トラブル報道)などがでないよう、報じる側(女性セブン)にも受け取る側(読者)にも慎重な姿勢が求められる」
「無用」の意味を調べてみると
goo 辞書から
1 役に立たないこと。使い道のないこと。また、そのさま。無益。
2 いらないこと。また、そのさま。不要。
3 用事のないこと。
4 してはいけないということ。禁止。
林真理子さんは、女性セブンが報じた「金銭トラブル」は過去の性被害と何も関係がないではないかと怒りに震えた。
つまり「無用(関係のない)の報道記事」であるとみています。
「意義のある告発だからこそ無用な2次被害などが出ないよう、報じる側にも受け取る側にも慎重な姿勢が求められる」の女性セブン記事の締め言葉。
林真理子さんの文章を読めば読むほど、「無用な(女性セブンの記事で)2次被害(意義ある告発者への偏見)などが出ないよう、報じる側(女性セブン)にも受け取る側(女性セブン記事を読んだ読者)にも慎重な姿勢が求められる」
と読めてしまう。
この記事を書いた女性セブンの社員は、女性セブンの会社方針に不満があって、上記のようにも読めるような記事にしたのかもしれません。
しかも予知能力もある社員だった。
女性セブンの締め言葉は、女性セブンが報じた「市川猿之助さん事件」も暗示することになりました。
写真は読売新聞オンライン
記事内容は週刊文春23年6月1日号、女性セブン23年5月4日号を参考