【市川猿之助】女性週刊誌「女性セブン」の記事内容からわかった事実と予言

【市川猿之助】女性週刊誌「女性セブン」の記事内容からわかった事実と予言

2023年5月18日に衝撃な事件が発生しました。
「女性セブン」は予言めいたことも書いていました。

まずは事件内容から

下記は日テレNEWSから
捜査関係者によると、18日午前10時すぎに東京・目黒区の猿之助さんの自宅から通報がありました。

当時、自宅には猿之助さんと父・市川段四郎さん(76)、母親(75)がいました。発見したのは猿之助さんを迎えにいったマネジャーで、通報内容は「市川さんの意識がもうろうとしている」というものでした。

猿之助さんは病院に搬送されましたが、命に別条はないということです。一方、母親は現場で死亡が確認され、父の段四郎さんも搬送先の病院で死亡が確認されたといいます。

5月18日発売の「女性セブン」の記事内容が影響か?と言われています。
記事タイトルは「歌舞伎の性被害」「市川猿之助 濃厚セクハラ」のタイトル記事。

記事内容を読むと、市川猿之助さんのパワハラとセクハラ内容の記事です。
キーワードは「弱い者イジメ」「弱い立場の人への攻撃(傍若無人な振る舞い)」

女性セブンの記事内容

女性セブンの記事内容の一部のみ紹介いたします。

「師匠と弟子、座長と役者・裏方の関係は絶対で、口答えなどできない。性被害に悩んでいた役者も『がまんするしかない』と無言で耐えていたといいます」(劇場関係者談)

女性の関係者は「夜にお酒を飲んだ後に二人きりになるのが怖いんです。私の場合はタクシーで手をつなぐのは当たり前でキスされたり、下半身を好き勝手にされる程度でしたが、周りにはもっと深刻な接触を求められる人もいました」

歌舞伎の世界で澤瀉屋(おもだかや)のトップにいて誰も口出しできない立場にいた。
絶対的な権力を持っていた猿之助さん。
「ある俳優は猿之助さんと深い関係だった。ある時、関係を断ったら、舞台に上げてもらえなくなっただけでなく、一定期間、楽屋にさえ出入りできなくなった」(劇場関係者談)

「コロナ禍でも名門高級ホテルのスイートルームや葉山や河口湖などのホテルを一棟貸切って、ドンチャンさわぎをやっていた」
「周りは身内ばかりなので、濃厚接触がよりエスカレートしていった」(関係者談)

「パーティーも夜が深くなると雰囲気が変わる。猿之助さんが『お風呂に入ったら』とすすめることがあり、参加者が複数人で一緒に入浴。猿之助さんが酔っぱらって入浴することもあり、体を触ったりキスをすることは平然と行われていました」

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「弱い者イジメ」「弱い立場の人への攻撃」

生まれながらにしてトップの立場が決まっていた市川猿之助さんが、弱い立場の人のことなどを考えることができなかったのでしょう。

会社でも「パワハラ」する人は必ずいます。
でも本人は「パワハラ」しているつもりはない。

「弱い者イジメ」や「弱い立場の人への攻撃(傍若無人な振る舞い)」シーンは身近でも経験しています。
でも女性セブンの記事が本当なら、レベルが違います。

ジャニー喜多川氏の事例と似ています。
声に出せない「弱い立場の人」に強要しているところが似ています。
未成年者(特に18歳未満)への強要で大きく違いがあります。

マスコミも「批判しやすい相手」に対しては攻撃します。
ジャニーズ事務所などの「強い立場の人(会社)」には攻撃することはありません。

女性セブンの記事からわかった事実は「弱い立場の人」に対して傍若無人な振る舞いをする人がどこにでもいるということです。

まとめ

女性セブンの記事にはこのようにも書いてありました。
「一般社会では許されない行動でも、猿之助さんは『許されないことだと認識できていないようにも感じられるんです』誰もが『それはおかしい』と注意できない。下の人の気持ちを全く考えられなくなっています」(劇場関係者談)

一般の人と違い何かしらの「歯止め」がきかない。
静止する機能がないためエスカレートしてしまう。

週刊誌の記事で公表されることで、やっとパワハラ行為やセクハラ行為が止む。
被害を受けた人が一番つらい思いをしているでしょうが、加害者側も大きなダメージを受けてしまう。

見方を変えれば、刑事事件にならない内容だが、それ以上のダメージを負ってしまうという「気の毒な面」があります。

香川照之さんの「銀座クラブホステスへのセクハラ」
弱い立場の人への傍若無人な振る舞い。

香川さんから理詰めの叱責を繰り返し受けていた若手の男性マネージャーは精神を病み、退職。(女性セブンから)
これも弱い立場の人への心遣いがありません。

尾上菊之助さんが、長年使えてきた弟子(菊之助氏より年上の弟子)への「息子に土下座しろ」と言ったハラスメント行為

TBS系の日曜劇場は、好きでよく見ています。
「半沢直樹」香川照之さん、市川猿之助さん出演
「下町ロケット」尾上菊之助さん出演

香川照之さん、市川猿之助さんはNHKでもよく出演していました。(香川照之の昆虫すごいぜ、猿之助さんの鎌倉殿の13人)

サラリーマンが会社でセクハラしたらアウトです。
でも芸能人なら期間を経れば、またテレビで見ることができます。

私たちも「弱い者イジメ」を無意識でしているかもしれません。
そして「弱い立場の人」に配慮していないかもしれません。
ただ、程度というものがあります。

パレードの法則に従えば
市川猿之助さんの立場になっても、絶対にパワハラ、セクハラ行為をしない人が2割
市川猿之助さんの立場になれば、必ずパワハラ、セクハラ行為をする人が2割

6割の人は、どちらでもない。
場合によっては、パワハラするかもしれない。
市川猿之助さんのパワハラ・セクハラ行為を批判できる人は(絶対にしない)2割の人だけなのかもしれません。
(ただし、ジャニー喜多川氏のような行為は100%の人はしないー未成年者への犯罪レベルのため)

東京オリンピック・パラリンピックの開会式で作曲を担当することになっていた音楽家のK氏は「学校時代の同級生へのをいじめ」問題でマスコミから袋叩きになり辞任しました。
ジャニーズ事務所などの「強い立場の人(会社)」だったら違っていたでしょう。

「弱い者イジメ」について考えさせられる内容です。

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エピローグ 女性セブンの予言

市川猿之助さんの記事にした女性セブンは、週刊文春から名指しされ「批判」されています。
市川猿之助さんの記事ではなく、ジャニー喜多川氏の記事に対してです。

「親密メデイアが始めた告発者『カウアン』への攻撃」というタイトルで批判されています。
要するにジャニーズ事務所に親密な「女性セブン」がジャニー喜多川氏の犯罪を告白した『カウアン』さんの金銭トラブル等の記事を載せていることへの批判です。

詳細は省きますが、女性セブンの『カウアン』氏の記事の締めくくりの文面を紹介します。
意義のある告発だからこそ無用な二次被害などが出ないよう、報じる側にも受け取る側にも慎重な姿勢が求められている。

つまり、『カウアン』氏の意義のある(ジャニー喜多川氏への)告発だからこそ無用な二次被害などが出ないよう、報じる側(週刊文春のことか?)にも受け取る側にも「慎重な姿勢」が求められている。

 

この「締めの文章」が市川猿之助さんの事件に当てはまります。(予言しているように当てはまりました)

意義のある告発(市川猿之助さんへ告発)だからこそ無用な二次被害などが出ないよう、報じる側(女性セブン)にも受け取る側(猿之助さん)にも慎重な姿勢が求められている。

二次被害が大きすぎました。

写真は「松竹」から
記事内容は女性セブン23年5月18日発売の23年6月1日号と週刊文春23年5月4・11日号を参考

香川照之さんの騒動は、訴えられた事件ではなく、被害者から聞き取りした週刊新潮の記事内容です。
今回の市川猿之助さんの騒動も訴えられた事件ではなく、女性週刊誌の取材にもとづく記事です。

最悪、テレビ出演はできなくなっても、歌舞伎だけの公演なら継続できた可能性が大です。
テレビの批判も(大物なので忖度され)最低限で済んだはず。
猿之助さんのファンも記事の内容より演技を見たいと思っている人が多数でしょう。

一人で考え込ます、専門家を含めチームで対処すれば、今回のような大きな事件にならなかったと思います。
一人でなくチーム又は数人で対処すべき騒動だったはずです。

女性セブンが予言していた「受け取る側」の「慎重な姿勢」が求められていました。