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【一生に一度は行きたい観光場所】北海道の釧網本線
北海道の釧網(せんもう)本線は、日本経済新聞のNIKKEIプラス1で、「一度は乗りたいローカル線」の第1位になりました。
ローカル線はいつ廃線になるかわかりません。
2016年にJR北海道の発表の釧網本線についての内容
「自社単独では老朽土木構造物の更新を含め、安全な鉄道サービスを維持するための費用を確保できない線区」
北海道の釧網本線は廃線になる前に、一生に一度は行きたい観光場所になります。
釧網本線は網走~釧路間のローカル線。
実際は釧路駅~東釧路駅は根室本線になりますが、全列車が根室本線に直通し釧路駅まで行きます。
専門家の評価
鉄道だけではなく沿線には観光スポットもたくさんあります。
専門家の人たちの釧網本線の評価を紹介します。(2023年4月29日のNIKKEIプラス1から)
「冬の流氷に夏の湿原の大パノラマ。何度も訪れたくなるローカル線といえばここ」(伊原薫氏:鉄道ライター)
「季節や時刻で異なる絶景を見せてくれる」(水津陽子氏:地域活性化コンサルタント)
「沿線には豊富な魚介もあり、車窓とグルメを満喫できる最高のローカル線)(瀬端浩之氏:日本旅行鉄道プロジェクト)
11人の専門家全員が①車窓から望める絶景②グルメも含めた沿線観光の充実度の2点で1位~10位まで選定
11人全員が釧網本線を選び、そのうち7人は第1位に選んでいます。
「釧路、網走、摩周の各駅では、おいしい駅弁も味わえる」(櫻井寛氏:フォトジャーナリスト)
流氷あり、釧路湿原あり、そしてグルメ良し、駅弁良し。
旅行作家の宮脇俊三氏は「一度は極寒の流氷を見ておくべし」と言っていました。
北浜駅は「オホーツク海に一番近い駅」とも呼ばれる木造の駅舎。
ホームに出るとオホーツク海が広がり、冬期には流氷が見えることもあるという。
出展:トレだび
一生に一度は乗りたいローカル線、第2位、第3位
一度は乗りたいローカル線の第1位は釧網本線でした。
第2と第3位も知りたくなります。
第2位は予土(よど)線
高知県・窪川~愛媛県・宇和島間のローカル線
日本最後の清流といわれている四万十川に沿って走っている線
写真は「よどせん」から
線路そばに増水時に川に沈む沈下橋が見えます。
「新緑の中を走る高い鉄橋はスリルがあり、家族連れの思い出づくりができる」(持田昭俊氏:鉄道写真家)
第3位肥薩(ひさつ)線
熊本県・八代~鹿児島県・隼人間のローカル線
日本三急流の球磨川の渓谷美や日本三大車窓の矢岳越え、そして人吉市にある大畑駅(おこばえき)は日本で唯一のループ線・スイッチバック駅になっています。
写真はレイルラボより
乗る価値のある線か?
一生に一度は乗りたいそして行きたい観光場所になります。
とにかく獲得ポイント数(高評価)が多い。
第1位 釧網本線 970ポイント
第2位 予土線 890ポイント
第3位 肥薩線 750ポイント
第10位にランクした津軽線が220ポイントです。
トップ3のローカル線の高得点さがわかります。
釧網本線の写真はTrain Journey トレだび より
記事内容は2023年4月29日のNIKKEIプラス1を参考