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就職活動で会社が決めっていない大学4年生はどのような行動を取るべきか
大学4年生で就職先が決まっていない人はどこの大学にもいます。
まずやることは大学のキャリアセンター(就職部や就職センター)に行き相談することです。
すでにキャリアセンターに行っていても、毎日のようにキャリアセンターに顔を出すことです。
会社の多くは10月1日に内定式を行います。
でも10月時点で採用人数が満たしていない会社は多くあります。
毎年10月1日時点で内定をもらっていない学生は多くいます。
自分だけ落ちこぼれたようで心配になります。
しかし最終的(卒業時)にはどこかの会社に内定していきます。
大学のキャリアセンター(就職部や就職センター)を巻き込んでいきましょう。
一人では行動しない。キャリアセンターを巻き込むことです。
キャリアセンターには会社から求人が来ています。
キャリアセンターをとことん利用してください。
キャリアセンターの担当者と親しくなり会社を紹介してもらってください。
面接の練習をしっかりとやっていますか
内定をもらえていないということは面接で落とされているはずです。
面接の練習をしっかりとしていますか?
面接受けが悪い学生さんほど練習していない説があります。
自分一人での面接練習ではダメです。
必ず誰かに見てもらい面接の練習をしてください。
自分では気づいていない弱点が必ずあります。
・声が小さい
・声が大きすぎる
・態度がデカく見える
何がダメなのかをアドバイスしてもらってください。
キャリアセンター、友人、親、身近にいる人に頼んで面接の練習をしてください。
緊張しても自己紹介や入社動機、ガクチカや自分の強みや弱みなどは「スラスラ」と話せるように何十回、何百回と繰り返し行ってください。
落ち込んでいて大変だと思いますが、同じ境遇の人はたくさんいます。
就職活動という試練を乗り越える
キャリアセンターの担当者と親しくなり会社を紹介してもらってくださいと書きましたが、自分でも求人票を見て会社にアタックしてみてください。
4年生の数か月間です。やれることは何でもやりましょう。
飛び込み営業の会社に入社すれば、当たり前にやらされることを、数か月間頑張ってやってみる。
飛び込み営業させるようなブラック企業は売上が上がらなければ毎日怒られます。
就職活動をして怒られることはありません。
飛び込み営業をさせられている会社員に比べるとストレスは少ないと思ってください。
昔の話です。
上場会社の子会社(売上100億円超、ホワイト企業でした)で人事・総務の部署にいた時の話です。
急に社長が「新入社員」を採用したいと言い出しました。
時期はずれの8月末から9月頃にかけて大学のキャリアセンター(就職部や就職センター)をまわりました。
採用実績のない会社だったため、大学の担当者は新人か派遣社員みたいな人に対応されました。
明治大学だけがベテランの女性が対応してくれました。
明治大学は相手にされないと思っていたので意外でした。これは余談。
いくつかの大学に求人を出してきました。
何を言いたいかというと、売上高が100億円以上ある会社で年収もそこそこ良い、そしてホワイト企業の求人(票)が大学のキャリアセンターにあるということです。
学生が入社したら「ホワイト企業」に入社できたことになります。
大学は相手にしてくれなかった。
つまりキャリアセンターの職員は学生に勧めなかったと思います。
ただ求人票は提出していたので、学生が求人票を見て応募できる会社の1つにはあったはずです。
待ちの姿勢だけでなく自分も動いてみてください。
製造業で上場会社の子会社は美味しい
勤めていた会社は上場会社の子会社で製造業でした。
一部財閥系の血が流れていた会社だったので年収や待遇が良かった会社です。
内定をもらえていない段階で「ホワイト企業」について書くのも意味をなさないので書きませんが、ホワイト企業の定義づけはしておきましょう。
あなたがやるべきことは
会社に入社して「正社員」になっておくことです。
フリーターやアルバイトではダメです。
「ブラック企業」の正社員でもいいので「正社員」になっておいてください。
いい加減なことを言わないでほしい!
と怒られそうですが本気で書いています。
ブラック企業に入社しても転職をすればいいだけの話です。
ただし3年間はブラック企業で頑張ってください。
そうしないと、次のステップに進めません。
次のステップとは「ホワイト企業」に入ることです。
最悪「ブラック企業」から内定をもらえればいいという気持ちで就職活動を頑張ってください。ブラック企業でも何十年と働いている人がいる会社です。勤めれば学ぶところは必ずあります。
できることは全てやる
あなたができることは全て行ってください。
・大学のキャリアセンター(就職部や就職センター)に毎日顔をだすこと。
・キャリアセンターで情報を集めること。
・面接の練習を行うこと(第三者の目で指摘してもらう)。
2つアドバイスします。
1つ目
面接官は
「自分たちの仲間となって働けるか」
「会社の仲間に加えていい人間か」
ここを重要視しています。
面接で多少緊張するのは当たり前
「会社に入社させてくれたら仲間となって会社や組織に貢献できる人間」であることをアピールしてください。
2つ目
会社のホームページの内容を完璧に覚えてください。
入社したい気持ちを全面に出してください。
会社のことを知らないような応募者には人事は興味がありません。
人事や経営陣は、どうしても入社したい人間を採用したいと思っています。
内定をもらえなかった会社のバリューやビジョンやミッションを覚え、共感し、自分の強みで会社の方向性とベクトルが合わせられるまで落とし込みましたか?
バリューやビジョンやミッションがない会社でも社訓ならあるはずです。
会社の方向性を把握し、ベクトルを合わせることができるまで入社理由を推敲してみてください。
上記の2つのアドバイスは転職の時も使えます。
まずは採用してくれる会社に恩返しするつもりで頑張ってください。
その気持ちが内定につながります。