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大手銀行の副社長と執行役員が浜松市のホテルで暴言
3大メガバンクの少し下の大手銀行(2行あるが、その内の1つの銀行)の副社長と執行役員がホテルで大声。
記事の見出しが
〇〇〇銀行 副社長と役員がホテルで吐いた暴言の中身
週刊文春22年12月29日号記事の内容になります。
静岡県浜松市ホテル
高級料亭の流れをくむ創業50年の一流ホテル。
フロントで氏名・住所の記帳を求められて「書かなくてもいいんじゃないの?」
そこからホテル側と口論になった(一方的な攻撃となった)
管理人(ブログ管理人)も仕事でビジネスホテルに宿泊する時は面倒くさいと思いながらも、法律で決まっていることだからと、納得して記入しています。
旅館業法などで宿泊者の正確な情報の記載が求められています。
副社長と執行役員に対し、ホテル側は「当館の決まりで申し訳ありません」と記載を促したが、二人は納得せずヒートアップしていった。ホテルのフロントに向け「生意気だ」などの暴言や罵倒ともとれる言葉を発した。
「〇〇銀行の副社長だぞ!」と言い放った。
コンプライアンスがうるさい中、自分の銀行名を言ったらダメでしょう。
建前で書けば、旅館業法に社会人として従わなくてはなりません。
もめ事を起こした後は(本人たちはもめ事と思っていないかもしれないが)勤め先の銀行名を知られないようにすべき。
記帳内容でバレルかもしれないが、ホテル側は口が堅いとしても、暴言を聞いたロビーのお客さんのSNSで拡散する可能性があります。
幸いなことにSNSでの拡散はなかった。
幸いでないことに、ホテル側からの証言が多く記事に載せられています。
謎が多い週刊誌の記事
銀行の広報から文春に回答が届いています。
「同ホテルは定宿として利用させていただいており、チェックインに際し簡略的な対応をご依頼したものですが、フロント担当者の方々にご不快な思いをさせてしまい、申し訳なくお詫びいたします。当社としては、両名に厳重注意しております」
不可解な謎があります。
・誰が週刊文春にチクったのか?
ホテル側からは言わないはず。罵倒されたとは言えお客さま&個人情報でもある。
この銀行が常にこのホテルを利用しているということは銀行の融資先のホテルである可能性が高い。この銀行は大阪と首都圏の一部が強いので(ホテルと)関係がない可能性はあると思ったが、浜松市に支店がある。それを考慮するとホテル側からとは考えにくい。
じゃ~、どこでこの内容を週刊文春は知ったのか?
記事では、もちろん銀行名と副社長、執行役員の名前と写真が掲載されています。
高い代償となった行動
副社長の顔写真は、某大学のHP(ホームページ)から写真を使用しています。
もちろん大学名は書いてあります。
この大学のキャンパスは、この銀行のエリアにあり、メインかサブ銀行と思われます。
もちろん大学はこの事件に関係していないし、副社長と特別な関係があるわけではない。ただ何かしらの勘違いをする読者がいるかもしれない。
今回の騒動で自分の銀行以外、しかも優良取引先に迷惑がかかった。
23年正月の箱根駅伝に出場しシード権も取れそうな大学。嬉しいニュースに水を差された感のある週刊誌記事。
銀行は、大学名が出たことに、お詫びにいかないといけない。
週刊文春が発売された当日にアポを入れているはず。
上場会社、特に有名な会社(銀行含む)の取締役以上は、今回の騒動を重く受け止めたい。
暴力をふるったわけでもホテルのモノを壊したわけでもない。
ホテルのフロントに対して暴言を吐いた結果、大きな代償が発生してしまった。
この執行役員の立場もツライ
副社長は記帳しないで、鍵を受け取り、自分の部屋に行った。
その後に執行役員は
「〇〇銀行の副社長だぞ!」と言い放っている。
この大手銀行は副社長と執行役員に対し厳重注意している。
それで銀行内は終了しているかもしれない。
日本的特有な「滅私奉公」的な感覚で言えば
副社長が部屋に行った後に、この執行役員がフロントに詫びを入れておけば今回の騒動にはならなった可能性が高い。副社長の部下として謝罪するのがサラリーマンの務めであった。
この記事が出たという「結果責任」から言えば
「副社長だぞ!」は余計な言葉だった。
この副社長発言で「ニュース記事に値する」ことになった。
副社長の口からでた言葉でなく、執行役員の口から出た言葉であるのが、この役員にとってはツライ。
翌朝、フロントで謝罪の言葉があったかもしれない。
あったとしても、記事には載らない。
あるのは、暴言の記事と大学名の載った写真が多くの読者の目に触れ、二人の名前が取引先や近所に知れわたること。