出川哲郎が語るデヴィ夫人の実像

出川哲郎が語るデヴィ夫人の実像

デヴィ夫人について出川哲郎さんが話した内容が「本当のデヴィ夫人の実像」です。

仲のいい二人
プライベートでも旅行へ行っています。
人柄がいい出川さんだから、デヴィ夫人に気に入られています。
海外にプライベートで行った時の話になります。

出川さんが「この人は本物だ」と思ったエピソード

完全なプライベートでオペラを一緒に鑑賞した時の話です。
場所は海外のハンガリー。
劇場のバルコニー席に座っていると
「本日はデヴィ・スカルノ元大統領夫人が来場しています」とアナウンスが流れた。
デヴィ夫人が立ち上がって手を振ると
満席のオペラハウスが拍手喝采に包まれた。

「この人は本物だった~」
出川さんも感動

しかし
ちゃんと、オチがあります。
「哲郎、オペラは格式高いものなんだから」
「絶対に音を立てたらダメよ」
と言われたので
出川哲郎さんは、音を立てず緊張してオペラを見ていた。

何気なく
デヴィ夫人を見たら
口を開けて「カ~ッ」と寝ていたそうです。

ダイヤモンドがないない事件

テレビのロケ
それは神社で事件は起こった。
「ダイヤモンドがなくなった!」
とデヴィが突然声を上げた。

鞄をひっくり返し
「ダイヤが、ないないない」
神主さんとか大勢いる中で大騒ぎ

ロケが中断
ロケが中止になっても
「ごめんなさい」の一言もない。
全くない!

その後も
しょっちゅう宝石をなくしては
大騒ぎをしている。
10万~20万の宝石ではありません
数千万以上する宝石をなくしては周りが大迷惑です。

出川さん曰く
「テレビの珍道中ではなく、テレビに映っていない方がよっぽど珍道中だよ」

デヴィ夫人への思い

「デヴィ夫人はいつも本気で、ピュアだから」
「そこには何の嘘もないから僕は大好きです」

番組の終活企画でデヴィ夫人の弔辞を読んだ時に「本当に頼みたいわ」って言ってくれたので、弔辞を読まなきゃと思っています。
「あと2年後ぐらいかな~ ハハハハハ」
笑いで締めてくれました。

文藝春秋:創刊100周年新年特大号の記事を参考に書きました。