京都嵐山の屋形船でリカちゃんとわたる君に会いましょう

京都嵐山の尾形船でリカちゃんとわたる君に会いましょう

京都の嵐山で自作のミニ屋形船を走らせている人がいます。
尾形船にはリカちゃんが乗り、ボーイフレンドのわたる君が船頭さんです。
運が良ければ、京都嵐山で、尾形船の乗ったリカちゃんとわたる君に会えます。

自作のミニ屋形船を走らせている人は、高橋久夫さん
定年後の趣味でミニ屋形船を作り、6年前から屋形船を走らせているそうです。

日経新聞22年12月5日の文化面の記事になります。
尾形船の運航について
最初は自作でモーターボートを操っていると尾形船の船長さんから「うちの船(屋形船)も作ってみたら」と声をかけられたのがきっかけ。
面白そうだと思い屋形船の写真を取り長さ1m弱、幅30センチの屋形船を制作。

屋形船を運航するまでの苦労

走行許可を取るため
国交省の河川事務所、京都府、尾形船を運航している嵐山通船など思いつく限りの場所に足を運んだ。
なんと3年もかかり、ようやく許可(認可というべきか)されたそうです。

持ち場は(なんと持ち場がある)
船着き場近くの3mが持ち場
船頭さんから「並走して」と頼まれることもあるそうです。

噂を聞きつけて
「〇月〇日にアラブの石油王を連れてくるから動かしてほしい」と連絡をもらったこともあるそうです。

最初は簡素な船だったが「なんか寂しいから人形をのせたらええんちゃうか」と言われ「リカちゃん人形」を購入。船頭さんはリカちゃんのボーイフレンドの「わたる君」そして子供も仲間に入れた。

わたる君が頑張って竿を持って運航。
乗客はリカちゃんと子供(ソーシャルデイスタンスしてます)

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屋形船はどんどん進化している

コタツにコタツ布団
湯豆腐の鍋などの小道具も友人に作成してもらった。
一昨年の「コロナの緊急事態宣言」が出ると
黒マスクを作って付けたが「不織布マスクじゃないと」と注文がきたため白いマスクに変更
リカちゃんの膝の上にいた子供は、ソーシャルデイスタンスを取る必要があるため移動させた。

「キャーかわいい」と手を振ってくれる人が多いと気づき、人形の手も電動で振り返せるように改造。
サービス精神旺盛です。

高橋久夫さん
現役時代は三菱電機の光海底ケーブル中継器製造・開発を手掛け、その時に習得した技術も屋形船づくりに役立っている。

海外の観光客から
「私もオタワで自作のミニヘリコプターを飛ばしている」
「私はオーストラリアで無線操縦のクルマを作っている」
外人さんとの会話も弾んでいるようです。

リカちゃん屋形船の運航状況

気になるのはリカちゃん観光船の運航日ですが、週に1回ほどだそうです。
新聞記事だと曜日も決まってなさそうです。

風の少ない時に嵐山までバイクで来るとのこと。
リカちゃんに会えたらラッキーだといえそうです。
リカちゃんはまだ独身でしょうから、屋形船の子供さんは妹さんか?

リカちゃんのお父さんはパイロットだったと思いますので、わたる君と結婚したら「空と海」の運航(運行)家族一家になります。

京都の嵐山に行ったら「リカちゃん屋形船」をぜひ探してみてください。
そして手を振ってみる。
手を振り返してくれるリカちゃんはここだけです。

新幹線の「ドクターイエロー」に出会うより難しい?
でも
出会えたら、わたる君のような「良い人と出会える」こと間違いなし。