Table of Contents
五木寛之さんの人生の伴侶とは何?また人生の伴侶はいつまでに決めるべきか
五木寛之さんの人生の伴侶は犬です。
しかも90歳になった今
「私(五木さん)がひそかに願っていることの1つは、犬を飼いたい」と思っているそうです。
人生の伴侶と過ごすには、適した時期というものがあります。
さすがに90歳では伴侶と過ごす時期は遅くなりすぎました。
辛い(つらい)人生の中で犬から勇気をもらってきた五木寛之さん。
五木寛之さんの飼ってきた犬たちを順にみていきましょう。
最初の犬の名前は「チル」
五木さんが小さい時(小学生ぐらい?)に飼っていたのが小さな犬のチル。
両親が教師だったため独りで過ごすことが多く、いつもチルと一緒だったそうです。
お母さんが、物語「青い鳥」からチルという名前をつけたようです。
五木寛之さんは1932年生まれ
太平洋戦争終戦時は平壌(ピョンヤンー今の朝鮮民主主義人民共和国の首都)に住んでいて、ソ連軍侵攻の混乱の中でお母さんは死亡、お父さんと幼い弟と妹を連れて38度線を越えて脱出。1947年福岡へ引き揚げています。終戦時壮絶な体験をしていますが犬の話を続けていきます。
次の犬の名前は「ドン」
ボサボサ頭の犬で、ひどく無口な性格
あまりにも黙っているから
小説「静かなドン」
から名前をとった。
小説を書きだした頃なので20代か?
東京から金沢へ移住
新人賞に応募するために小説を書きだした頃に「ドン」がいた。
当時の金沢は雪が多く
ドンを抱え上げて、雪の中に放りこんでいたそうです。
ドンを雪の中に投げ込むことで「うっぷん晴らし」になった五木さん。
ドンは文句も言わないで
黙々と五木さんの「うっぷん晴らし」に付き合った。
「こんなことで気が晴れるのなら、僕は何度でもついあいますよ」
ドンはそのような表情をして五木さんを見ていたそうです。
「当時の私はどれほど力づけられたかわからない」
横浜で飼っていた犬の名前は「パピー」と「チビ」
パピーは自己主張をしない温厚な犬だった。
パピーが年老いたころ新しい犬がやってきた。
犬種はヨークシャ・テリア
五木さんは家人が付けた名前ではなく
ヨークシャ・テリアを「チビ」と呼んでいた。
チビは先輩のパピーに敬意を払わない犬で、えさを食べる時はパピーを押しのけて先に食べていた。老犬のパピーは、おとなしく座っていてチビが食べ終わるまで待っていた。
パピーは食べる力がなくなった時に、ひっそりバスルームのタイルの上に横たわって亡くなった。
チビの方は、五木さんがイランへ取材に行った時に買ってきたシルクの絨毯(じゅうたん)の上でオシッコをするくせがあり、カーペットは変色し砂漠色になった。
そのチビちゃんも今はいない。
今、犬を飼ったら自分の方が先に別れることになるため、人生の伴侶だった犬との生活はできなくなった。
参考にした書籍:週刊新潮2022年11月24日号「生き抜くヒント」五木寛之さんのコラムより
人生の伴侶はいつまでに決めるべきか
雑誌プレジデントに、年代別に止めておけば項目が載っていました。
以下紹介します。
70代でやめておけばよかった第7位に
「ペットを飼い始める」がランクインしています。
60代にはない項目です。
同率第7位に「早期の老人ホームの入居」があります。
老人ホームの入居には、まだ早い70歳代
ペットを飼うには、もう遅い70歳代
出展:プレジデント2022年11月18日号
五木寛之さんの人生の伴侶は犬(ワンちゃん)
そして人生の伴侶であるワンちゃんを飼うのは70歳前に決める必要があるようです。