香川京子さんの座右の銘と考え方
大女優香川京子さんが成功した秘訣を座右の銘と考え方から探ります。
香川京子さんの座右の銘が「無理をしない」
そして
香川さんがいつも思っていることが
「人のせいにしないこと」
香川京子さん曰く
「人のせいにすることが嫌いなんです。うまくいかなくても自分で決めれば、自分がダメだと納得できます」
人間は上手くいかないと、人のせいや社会のせいにしてしまう傾向があります。
会社の人や身近な人にも「他人や社会のせい」にする人がいるはずです。
でも香川京子さんは他人のせいにはしない。
書籍「うまくいっている人の考え方」その43で
問題の原因は自分にあることを認める。
とあります。
自分の問題を解決するのに一番適している人物は自分自身。
書籍「うまくいっている人の考え方」その48で
自分の人生の起こることすべてに責任をとる。
自分の人生に責任を持てば、自分の人生をより自由に創造できる。
香川京子さんは気づいていないでしょうが
香川さんの「人のせいにしないで、自分で決める」行動が「うまくいっている人の考え方」そのものです。
香川京子さんの経歴を見ていきましょう。
1931年12月5日生まれ
英国の映画誌で「映画監督が選ぶベスト映画」の第1位に選ばれている小津安二郎監督の「東京物語」(1953年)に出演。小津監督映画は「東京物語」だけでその後溝口健二監督の映画に出演。
溝口監督は演技が気に入らないと何度でも同じ場面のやり直しをさせた。
ダメな理由は言わない。
考えるのは役者自身なので理由を言わなかった。
溝口監督は「反射してください」とよく言った。
香川京子さんは、どうしようかと死にたくなるほど苦しんだ。
相手の動きや言葉に合わせて初めて自分の演技が決まる。
黙っていても反応する演技が大事なんだと気づく。(監督の反射してくださいの意味)
「溝口さんのおかげで黒沢組(黒沢明監督の撮影)も勤まったと思います」
黒沢明監督の作品では三船敏郎さんの恋人や妻役が多かった。
黒沢作品において三船敏郎さんとは女優として最多の9回の共演をした。
また三船敏郎さんについては「本当に、格好(かっこう)いい方」と話しています。
参考文献等:2022年11月25日 日本経済新聞 人生100年の羅針盤
日本経済新聞「私の履歴書」