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【ワンルーム投資】荻原博子と森永卓郎と大江英樹の定年「お金の教科書」

雑誌「PRESIDENT(プレジデント)」2023.8.4号
なぜか、9割の人がやらない!「投資&老後資金づくり」大全

老後の資金づくりに興味がある方はぜひ読んでみてください。

3人の専門家が書いています。
荻原博子さん
大江英樹さん
森永卓郎さん

大江英樹さんは知らない人が多いかもしれません。
荻原博子さんと森永卓郎さんは有名です。

荻原博子さんは投資用ワンルームを3軒購入していました。

荻原博子さんのワンルームマンション投資

荻原博子さんが、投資用ワンルームマンションを3軒買って思ったこと。
「これは構造的に儲からない」

あと証券マンに勧められて「投資信託」を購入。
あっという間に半値以下になったそうです。

投資用ワンルーム購入や投資信託の購入は20~30代のこと。

投資用ワンルームの話に戻します。
不動産は築年数が経つほど資産価値が減り、たいていの物件は20~30年もすると二束三文になってしまう。
引退後(定年後)に借金してまで買ってはいけない。

書いていませんが、新築のワンルームマンションを購入したんだと思います。
新築のワンルームやセールスマンから購入して
ワンルームマンション投資で成功した人はいないのではないでしょうか

ワンルーム投資では芦沢晃さんという人が成功しています。
書籍でしか知りませんが、参考になります。

投資物件が高騰している現在は難しいでしょう。
荻原博子さんが20~30代の頃なら儲けられた可能性は高かったはずです。

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芦沢晃さんの投資スタイル

芦沢晃さんの投資スタイル
・中古の物件
・親しくなった業者から購入
・利回りは12%以上
・家賃は投資に回すため貯蓄していく
・現金購入が基本

正確に覚えていませんが、このような投資スタイルです。
物件は住んでいる家からクルマで行けるところ(1軒だけ業者の紹介で遠方での購入)

芦沢晃さんが言った言葉で面白かったのが
「マンション投資はカッターの刃に似ている」

カッターの刃は切れなくなると刃を折っていきますよね。
切れる刃がある時は(家賃が見込めるワンルームは)中古での売買がある。
だんだんと価値がなくなっていく(カッターの刃も短くなっていく)

最終的に刃がなくなる。
つまり不動産として貸せなくなる時がくる。

最後のババを掴んではアウトだが、それまでは中古として売買されていく。
(もちろん新築で購入したら購入金額以上のキャシュフローは産みません)

カッター刃論を唱えていた芦沢晃さんは、自分の所有物件を売っていなかったはずです。

大江英樹さんだけ違うコメント

雑誌「PRESIDENT(プレジデント)」が選んだ専門家3人の基準が不明確です。
案の定、「投資信託」で意見が分かれています。

大江英樹さんは知らない人が多いかもしれませんと書きましたが、管理人は大江英樹さんの書籍を3冊は購入しています。読むべき知識をたくさん持ったお金の専門家です。

投資信託について意見が正反対
大江英樹さん
「インデックスファンドの積み立ては、もっと早くから始めておけばよかった」
インデックスファンド購入肯定派。

森永卓郎さん
『インデックスファンドをコツコツ積み立てていけば、誰でも資産を増やせる』なんて嘘っぱちだ」
過去の株価暴落を例にして「いつかは戻るかもしれないが、20年30年も待てるのですか」

荻原博子さん
「インデックスファンドは他人任せが嫌いなのと、中身が見えにくくなるため投資しません」
「保有しているのは個別株」

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面白いことに
お金のプロでもあり書籍も出している荻原博子さんや森永卓郎さんが「インデックスファンド」を否定しています。

一般論を書けば
自分の判断で株を購入しても儲からないので「インデックスファンド」を購入する(荻原博子さんの考えと真逆)
毎月定額で購入することを基本とするため、株が大暴落しようが(その時はたくさん購入できる)気にしない。最終的に右肩上がりになればOK。(森永卓郎さんの大暴落時の話は織り込み済みの資産運用です)

森永卓郎が言う「20年~30年待てるんですか?」と書いていますが、みんなが勧めている「投資信託」の投資は20年~30年以上持ち続けることを前提にしている投資方法です。

大江英樹さんもそのつもりで推奨しているはず。
読者はそれを前提として読んでいかないといけません。

ただし
損しても構わない金額をコツコツ投資していく。
数年に1度の大暴落でも売らず持ち続けるガマンが必要
少し儲かったからと売らないこと。(儲かっても売らない投資法)
ネット証券で購入する。

上記の内容は投資信託のセオリーと言われているものです。

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まとめ

ワンルームマンション投資は価格が高騰している現在では、素人が始める投資ではなさそうです。

雑誌PRESIDENT(プレジデント)
老後資金の安心を約束ポリシーは、「投資信託」で荻原博子さんと森永卓郎さんの意見と大江英樹さんの意見が正反対でした。

大江英樹さんの意見が一般論で言えば「セオリー」です。

損してもいい金額で行う
自分で選ばないといけない
アクティブファンドは行わない
必ず暴落する時がくる。その時は落ち込みますが、人のせいにしない、そして、できるだけ長く持ち続けることが大切

大江英樹さんはこんな助言もしています。
「できるだけ働くこと、年金受給の繰り下げを優先すること」

専門家3人でポリシー9つ
矛盾したポリシーを並べられても読者は困ります。

事前に執筆する依頼者の書籍を読んで勉強しておかないと今回のようなことになります。
しかし、面白く読めました。